音楽評論家・田川律氏死去 ニューミュージック・マガジン創刊に参加
音楽評論家・田川律さん
音楽評論家の田川律(たがわ・りつ=本名永島律〈ながしま・ただす〉)さんが28日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した。87歳だった。葬儀は営まず、後日しのぶ会を開く予定。喪主は妻永島美奈子さん。
田川律さん 大阪市生まれ。関西フォークの黎明(れいめい)期を支えた大阪労音の事務局に勤務した後、1969年、音楽評論家の故・中村とうようさんらと共に、音楽雑誌「ニューミュージック・マガジン」(現「ミュージック・マガジン」)を創刊した。
音楽誌や朝日新聞でのロックやフォークなどの評論に加え、翻訳や料理本の執筆、舞台監督なども務めた。ギタリストの岡田信一さんと組んだユニット「りつ・おかだ」でCDをリリースするなど、ミュージシャンとしても活動した。 著書に「日本のフォーク&ロック史」、訳書にマーク・ビゴ「マイケル・ジャクソン 孤独なピーター・パン」など。
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