【ヤクルト】6年ぶり8度目のリーグ制覇 2年連続最下位から高津監督就任2年目で歓喜
10/26(火) 21:22配信
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9回2死二、三塁、三塁手・村上(中央)が佐野の三邪飛を捕球し、歓喜するヤクルトナイン
◆JERAセ・リーグ DeNA1―5ヤクルト(26日・横浜) ヤクルトが2015年以来6年ぶりにセ・リーグを制した。優勝マジック「2」として迎えたDeNA戦で勝利。その後、同じナイターの2位・阪神が中日に敗れ、8度目の優勝が決まった。 【写真】試合前“スクラム円陣”で一致団結した投手陣 ヤクルトは初回、牧の適時二塁打で先取点を許すも、2回、オスナの内野ゴロの間に同点とすると、4回、サンタナの2点適時二塁打、中村の2点適時二塁打で4点を勝ち越した。高津監督は4回1失点の高梨からV継投。6回からは先発の高橋奎を今季初めて救援で投入。清水、マクガフと万全リレーでつないだ。 今季、ヤクルトは野手では青木、山田、村上らを擁する打線が機能。山田、村上ともに30本塁打、100打点をクリアするなど主軸としてチームをけん引した。5月下旬から1番に定着した塩見は走攻守で躍動し、切り込み隊長としてリーグトップの617得点を挙げた打線を支えた。中村は2番、6番といったつなぎの役割をこなし、守備では投手陣を巧みにリードした。 投手では、小川がチームトップタイの9勝、開幕直前に巨人からトレードで加入した田口は先発、中継ぎとフル回転してチームを支えた。2年目右腕・奥川が、チームトップタイの9勝を挙げるなどブレイク。そのほか先発では高橋や金久保、リリーフでは清水、今野ら“高津チルドレン”が躍動した。 チームは開幕3連敗からのスタートとなったが、就任2年目の高津監督のもと団結した。昨季まで2年連続最下位。開幕前は下位予想が多数を占めていたが、9月下旬には球団新記録の13戦無敗で首位に浮上し、首位と最大7ゲーム差をひっくり返し、6年ぶりの歓喜を迎えた。
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