八朔祭
2016年08月29日 | 祭

八朔とは、旧暦8月1日(朔日)の事で、八朔祭は台風の被害を避け、順調な五穀豊穣、家内安全を祈ることを目的とした行事だと聞いています。

八朔祭では7月の例大祭に東西大山の上で稚児と一緒に行ったご神事を神社拝殿にて執り行います。
本来なら9月1日(木)が旧暦8月1日(朔日)にあたるんですが、稚児さんや曜日の関係で昨日28日(日)に前倒しとなりました。
軽く一礼をし鳥居をくぐったら、手水舎で身を清めます。



身を清めた後は禰宜様を先頭に社殿へ向かいます。



生活様式が変化し、正座をする機会もほとんどない現在、板の間での正座は大人でも正直きついものがありますが、どの稚児さんも
足を崩すことなく姿勢を正して行事に参加してくれています。

夕方とはいえまだまだ暑い中、約1時間で滞りなく無事に八朔祭も執り行うことができました。
6年生の稚児さん達は八朔祭を持って東西大山から卒業となるのですが、今年は該当者なし。

来年も同じメンバーが稚児さんとして残ってくれる予定です。
花火が中心の男の祭りの中で、唯一女性の参加が認められているのが東西10名の稚児さんです。
真夏の炎天下の下舞いを踊る厳しい行事ですが、来年も頑張ってくださいね。

お疲れさまでした。