本日は、表参道では月一回の『いなり楽市』も開催中なんですが、いよいよ数週間後に迫ったお祭に合わせ、先週切り出してきた竹の油抜き作業です。
油抜きとは手筒花火を作る上で一番最初に行う作業で、竹の強度を高めるために行います。
地域によってその方法は違い、お湯で煮る方法と火で炙る方法があり私達は後者。
火の中に竹を入れ、竹を焦がさないようにくるくる回しながら均一に竹の水分を抜いていきます。
一見簡単そうな作業に見えるんですが、竹を焦がさないようにするには結構神経を使うし、何よりも炎天下、火のそばに付っきりで行うこの作業はとにかく熱いんです。
煙と炎で汗でびっしょりになりながらも無事すべての竹の油抜きが完了、来週はいよいよ縄巻きです。
そして、作業終了後はいつものお店へ直行。
本日も美味しい料理をご馳走様でした。