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おばけめぐり 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2002-07 |
瀬川昌男(原作) 鈴木コージ(絵)
おばけと幽霊の違いがこの本で明確になった。勉強になった!
・・おばけは生きていたこともないし,死んだこともない。
生きているものだけが,死ぬことができる。・・・
なにか,へぇ~と関心した。
死ぬことができるんだなぁと,生きていれば必ず死ぬとか,死ななければならないんだなぁ,やだなぁ~とか,後ろ向きに思ってしまうけれど,「死ぬことができるんだ」といわれると,何か死が違う感じでとらえられるようだ。
おばけは,人間の想像力が失われるとともに姿を消し,今や絶滅危惧種となっているそうだ。
ファンタージェンみたいだ。
人間が死ぬことができるからこそ,育んできた大千世界がおばけの世界なのかな?人間の世界とおばけの世界は矛盾せずに同じ場所に広がる。人間の生が豊かであればおばけは復活,増殖するということだ。想像力を失って生きる人々が増えると,おばけも住めない。
今や絶滅危惧種に指定された傘おばけや,とうふ小僧を,復活させたいものだ。
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突然目に止まった、
「くだらない」という言葉、
気になって調べてみた。
語源にはいくつかの説があるようだ。
そして同じ様に気になった人が、世の中にはたくさんいるんだということにも気がついた。
加えて、
強く思ったことは,
他者に向けて「くだらない」ということばを吐くことの傲慢さと愚かさ、そしてそのことばの裏に本当は潜んでいる、ゆがんだ(病んだ)心についてだった。