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こころが生ずる場

絵本のこと、日々の生活のこと、研究のこと、折々に書き留めていきます。OCNから引越しを命ぜられ移り住むこととなりました。

帰って来ました!

2010-03-29 23:08:05 | 旅行記

2010_0329_140910 (風見鶏の家)

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(うろこの家裏手の神戸を一望できる見晴らし台より)

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(つい、写してしまいました!北野天満宮)

 予約した新幹線まで時間があったので、少しウロウロとして帰ってきました。

桜の花が美しく、空が美しく、ああ、神戸に来てたんだなと実感した瞬間は、もうほとんど帰るときでした。


夜闇の提灯と小路道

2010-01-17 16:00:33 | 旅行記

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もう1週間も前のことか・・・・・・,と思う。

夜の闇にともされた提灯の明かり,

細い小路道。

お酒飲みでなくてもそんな場所に吸い寄せられる気持ちがわかるような気がする。

ほんのりと明るく照らされるのは,身体ではなく,気持ちなのだろう。

志を同じくする友とそんな場所で語り合う幸せを日本人は大事にしてきたのだろう。

ひとしきり語らった後に,

小路道を歩いている舞妓さんの後ろ姿を見た。

ほんと

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こんな感じだった。古くて、新しい,そして何か懐かしい感じがする先斗町。


自分自身の振り返り

2009-12-20 11:13:53 | 旅行記

2009_1213_

岡山でお話をさせていただいてから,はや1週間が経ちました。

子どもから大人になるあたなへ

~幼い日の振り返りから未来に向かって(絵本を通して見える世界)~

というテーマで話させていただいたのでした。

幼い日を振り返ることがいいのかわるいのか?どっちでもないのか?

考えるとよくわからないのですが,

振り返ることで見える世界には,自分以上に自分を大切にしてくれている大人の存在が確かに自分の中にいる,ということかと思います。

自分で話していながら,人間という種のすごさは,自分以外の他者の存在だろう,と話しながら確信していました。奇跡のようにすごいこと!それは,目に見えないけれど身近な所にあるのだということでした。

 絵本やぬいぐるみ,子育てのために世の中に姿を現したモノがやさしいのは,そういう思いの産物だからだろうな,と改めて思いました。

心理学的道具としての絵本というものを考えていく,もっとも仕事として取り組みたかったことでありながら,今まで,どこかで何かを言い訳に向き合うことを避けてきた私の仕事。

選択することは捨てることでもあると,ご一緒させていただいた都筑先生(中央大学)が話されていました。逆にいえば,選択もできない人間は真に捨てることもできいことなのだろう。利害に振り回されて捨てることを勇気を持って選択していなかった自分というのが,不甲斐なく思われました。

もう選択肢がほとんどない私が最後に選択するとしたら,やはりこの仕事しかないだろうと,思いました。

そういう意味で,私自身が自分の振り返りができた岡山の時間だったのでした。

このような機会と時間を下さった皆様に感謝です。