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A5-luonnoslehtio

何せ自由な帖なので

【TGT】271215

2015-12-15 21:46:30 | ウェブログ
今日は谷川俊太郎さんの84歳のお誕生日

朝起きたらメールがきていた

いとこから可愛いラインがきていた

お昼休みにしゃべった

机を片付けながらしゃべった
荷物を運びながらしゃべった

久しぶりに会う同期その他がいた

話しながら気づくことがあった

研修でほめられた
自分で気付いてない長所を言ってもらった

記録をだした

研修がたのしかった
勉強になった

ポリアンナを知った

スチールよりもアルミのホイールがよいのだと知った
(レクサスはアルミのホイール)

仕事の打ち合わせで見通しができた
頼んでたことをやってもらった

モロゾフのお菓子をもらった

お誘いのメールがきた

懐かしい先生の名前をきいた

帰り道にしゃべりながら歩いた

太陽系外の惑星のニュースをきいた

星の屑と閣下とガトーとカリウスが好きでした

いままでを振り返って感謝した


これをはじめてみた

※Three GOOD Things

※淡々と
※できれば毎日
※3つ以上でも可

※でもポリアンナにならない


【写】「embrace」 藤原基央

2015-07-31 20:15:18 | ウェブログ
隠れてないででてこいよ,この部屋は大丈夫
鼓動の音はふたつ,ふたつ以上も以下もない

逃げ道の途中,飛び込んだこの部屋の中で
君は僕に見つかった,首輪のない姿で

震えてるのはきっと,寒さのせいだけじゃないな
どんな台詞もきっと役に立たないな


腕の中へおいで
抱えた孤独のその輪郭をなでてやるよ

明かりのない部屋で,言葉もくたびれて
確かなものはぬくもりだけ


君がそこにいないと気づいたら,とにかくさがすだろう
そこにいるのに「いない」と思うときもあるだろう

この眼が視力をなくしても,僕は君をみるだろう
体中の細胞フル動員で,君をみるだろう

呼吸の音がする,やわらかいにおいもある
全てこの手のひらに集めてとじこめるよ


腕のなかへおいで
隠した痛みのその傷口にふれてみるよ

時間のない部屋で,理由も忘れて
確かなものを探しただけ,見つけただけ


腕のなかへおいで
醜い本音をつむいだ場所に,キスをするよ

命のない世界で
僕と同じように生きているものを探しただけ

腕のなかへおいで
こわがらないでおいで

生きてるものを見つけただけ

確かなものは ぬくもりだけ


「embrace」 藤原基央
収録:「ユグドラシル」 2004年 BUMP OF CHICKEN

【雑】藤くんの話

2015-07-31 19:52:15 | ウェブログ
※BUMP OF CHICKENのシングル発売記念ライブへ行ってきました
※そのライブで藤くんのしゃべっていたことを一部

※一言一句そのままでは全くないです
※わたしがきいて印象的だったこと,断片的に,自分の言葉でも補完しつつ

※そういう意味では,二次創作的なものに近い,と思う
※だからファンの人には,不快に思ったら,ごめんなさい




今日ライブに初めて来てくれた人もいるだろうし,
何度も来てくれている人もいる

また次のライブで会える人もいるだろうし,
縁がなくて,もう二度と僕らのライブに来ない人もいると思う

だから,いまこうして,みんなでここにいられることがすごいと僕は思うんです



僕らミュージシャンは,誰かが僕らの音をきいてくれないと存在できない
みんながきいてくれるから,僕らの音に,命がふきこまれます,ありがとう

みんなのおかげで,みんながそこにいるから,
僕らは今日もまた新しいembraceがうたえました,ありがとう
(※本当にこの日のembraceはとてもよかったです)



僕のキャリアの中では,たくさんのライブをしてきて,今日もその中のひとつなんだけど,
いままでのライブでも,もちろんみんな大きな声をだしてくれていたけれど,
今日きいたみんなの声は,その中でも,本当に一番大きな声かもしれない

思ったより俺歌えるじゃん,とか,わたし声だせるんだとか,そんな人が多いのかな
歌の練習がよかったのかな,でも本当に,すごくいい歌声をありがとう

いま,僕はまた曲をつくっています
もう名前がついているものもあるし,まだ名前がついていないものもある
今日みんなの声をきいて,新しく生まれる曲もあるかもしれない,ないかもしれないけど

僕らと,みんなとで,今日はこんなに盛り上がって,こんなに大きな声をだして,
でも明日からはもうすっぱり忘れるなんて,それは,そんなさみしい

僕は,今日きいたみんなの声の思い出して,また新しい曲を書きます

だから,みんなも,今日のライブを思い出して,今日の声を思い出して,
また明日から,宿題とか,テストとか,つまらない仕事とか,おもしろい仕事をしてください



必ず,僕らは出会うだろう
初めて,僕らは出会うだろう

ここにいるよ,忘れないで,いつだって呼んでいるから
僕らはひとつになる


※アンコール最後はカルマでした


※これ全部あの藤くんの声で言われてますからね,たまりません

※機材トラブルがあったみたいで,この日のMCはかなり長かったように思う
※さすがにチャマも限界だったのか,藤くんに「何かしゃべって!」とお願いしたり

※藤くんは夏バテしません,なぜなら年中バテている(ようにみえる)から
※ごはんちゃんと食べてます

※いにしえ=2~3年ほど前

※なぜか,途中で藤くんの言った「キャリア」という言葉が,すごく耳にのこりました



※セットリストがとても素晴らしく,本当に行ってよかったと思うライブでした
※改めてチケットをとってくれた友人にありがとう!謝辞!


※ちなみにセットリスト

1. パレード
2. Hello,world!
3. ハンマーソングと痛みの塔
4. 才悩人応援歌
5. morning glow
6. ファイター
7. 太陽
8. ギルド
9. ハルジオン
10. embrace
11. 虹を待つ人
12. 乗車権
13. supernova
14. ガラスのブルース
15. ray
(アンコール)
16. コロニー
17. カルマ

※とくにハンマーソングからembraceの流れが神
※才悩人からのファイターの流れで泣き,太陽でまた泣き,あとでsupernovaでまた泣く

※rayラストがすごくよかった,ライブ向き
※カルマも最後にきくことで,改めてよさを感じました

【写】「太陽」 藤原基央

2015-07-31 19:51:24 | ウェブログ
二度と朝には出会わない
窓のない部屋で動物が一匹

ドアノブが壊れかけていて
ふれたら最後,とれてしまいそうだ


このくらい寒いほうがいい
本当の震えに気付かないですむ

不愉快も不自由もない
その逆も,初めからない


例えば笑ってみろよ
こっちもひたすら笑えるさ


空のライトが照らしてくれた
僕には少し眩しすぎた

そして誰もが口をそろえて,
「影しかみえない」と言った


二度と朝には出会わない
窓のない部屋で心臓がひとつ

目をとじていても,ひらいてみても
広がるのは,真っ黒な世界


例えば泣いてみろよ
こっちはそれすら,笑えるさ


君がライトで照らしてくれた
あたたかくて,寒気がした

光の向こうの君の姿が
僕にはみえないと知った


かくれんぼしてた 日が暮れてった
みつからないまま 暗くなっちゃった
みんな帰ってった ルララルララ
かくれんぼしてた ずっと待ってた


例えば信じてくれよ
こっちはなおさら疑うさ

それよりさわってくれよ
影すら溶けていく世界で
影じゃない僕のかたちを


君のライトを壊してしまった
窓のない部屋に来てほしかった

それが過ちだと すぐに理解した

僕を探しに来てくれてた光の向こうの君の姿が
永遠に見えなくなってしまった



それが見たかったんだと気付いた



もう一度朝と出会えるのなら

窓のない部屋に人間がひとり
ドアノブが壊れかけていて

とれたら最後 もう出られはしない
出れたら最後 もうもどれはしない


※泣きました その2


「太陽」 藤原基央
収録:「ユグドラシル」 2004年 BUMP OF CHICKEN

【写】「supernova」 藤原基央

2015-07-31 19:43:20 | ウェブログ
熱が出たりすると 気づくんだ
僕には体があるってこと

鼻がつまってりすると わかるんだ
いままで呼吸をしていたこと

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の大事さはいなくなってから知るんだ

のべられた手を拒んだそのときに
大きな地震がおこるかもしれない

のべられた手を守ったそのときに
守りたかったのは自分かもしれない

君の存在だってもうずっと抱きしめてきたけど
本当にこわいから 離れられないだけなんだ


君と話したりすると気づくんだ
伝えたい言葉がないってこと

適当にあわせたりするとわかるんだ
伝えたい気持ちだらけってこと

君の存在だってこうして伝えつづけるけど
本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ


僕らの時計のなか ひとつだけでもいいから
本当をつかみたくて 本当を届けたくて


歳を数えてみると気づくんだ
些細でも歴史をもっていたこと

それとほぼ同時にわかるんだ
それにも終わりがくるってこと

君の存在だっていつでも思い出せるけど
本当にほしいのは思い出じゃない いまなんだ


君を忘れたあとで思い出すんだ
君との歴史をもっていたこと

君を失くしたあとで見つけ出すんだ
君との出会いがあったこと


誰の存在だって世界ではとるに足らないけど
誰かの世界はそれがあってつくられる

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の存在は いなくなっても ここにいる


僕らの時計はとまらないで動くんだ


※泣きました


「supernova」 藤原基央
収録:「supernova/カルマ」 2005年 BUMP OF CHICKEN

【写】「イノセント」 藤原基央

2015-07-31 19:36:05 | ウェブログ
誰の声か どうでもいい 言葉と音符があるだけ
君のそばに


努力はおろか行動さえ起こせないのに
周りの奴らはずるいと決めつけて

子どもじみていて恥ずかしいよと馬鹿にしたけど
恐らく自分より 素直で勇敢なだけ

自分が置いていかれたら 逆恨みして
あいつは変わったと 欲に目がくらんだと

ひとりで生きていくもんだと悟った顔
ひとりでも平気な世界しか知らない

頼まれたわけじゃないのに生活は全部 そんな感じで


語彙は豊富です 造詣が深いです
機械の力です

水掛け論が得意です
あまりよくない頭

芸術に関しては見る目がある気がする
あれはダメで あれはよい,趣味のお話

本当はもうわかっている 猫に小判なんだってことぐらい


恵まれなかったから 才能とチャンス それさえあったら
恵まれていたとしても 才能とチャンス 活かせただろうか


自分を嫌えば許される それは間違い
自意識が過剰 そもそも嫌えていない


信じなくていい
手は挙げなくていい
認めなくていい
全て君が正しい

地球はきれいごと
君も僕も誰でも何でも
君の嫌いな ただのとても きれいなこと


君がどんな人でもいい 感情と心臓があるなら
君の力になれるように 気づかれなくとも
唄はそばに

誰の声か どうでもいい 言葉と音符があるだけ
ただ力になれるように 愛されなくとも
君のそばに

君がどんな人でもいい 感情と心臓があるなら
いつか力になれるように 万全を期して
唄はそばに

君のそばに



※イノセント 無実の 潔白な 純潔な また、無邪気な


「イノセント」 藤原基央
収録:「COSMONAUT」 2010年 BUMP OF CHICKEN

【雑】些細なことのうれしいのが幸せ

2015-07-24 19:47:48 | ウェブログ
このごろわたしは調子がいい,と思う

歩きながらつい笑っていたり,ふとやりたいことを思いついたり,何より些細なことがうれしい


わたしは元々気分にすごくムラがある人間なので,
すごく悲観的で絶望的な,まるでこの世の終わりのような,調子の悪いときもあるわけですが,
それでいうといまはなんだか調子のいいときなんだと思う

けれども,調子がいいということは,そのうちいつか調子は悪くなるということで,
何がっていうと,全ての物事は日々変化しつづけている,ということで,


日々,わたしたちの内面はころころと忙しく揺れ動いて変わっている
昨日のわたしはきっともう今日のわたしとは違う人間で,明日もまた違う人間なんだと思う

1+1の答えや,三平方の定理は,いつでも変わらず,解は決まっているのだろうけれど
わたしたちは数式や定理ではないので,いつでも変わらない解はない

普遍的なものはないのだということ
絶対に安定したものや関係というものは幻想だということ

何かの問題があるとして,今日必死にその解をさがして,無理矢理これが解だとしても,
明日のわたしはまた今日のわたしとは違うわたしで,同じことが相手にもいえて,
ということは今日の解が明日も有効かというと,全くそうではないのだと思う

最後の鍵のような,何にでもつかえる,魔法のような解は人間には存在しない
今日の確固たる約束は,明日にはろうそくの炎のように頼りない


だから,わたしもいま調子がいいからといって,これがいつまでも続くなんてことは決してない
またすぐ何かにつまづいて,未来へ絶望したり,何もかもが嫌になるときがあるんだろう

でも,それが当たり前なんだと思う

変わらないものはないのだから,
わたしたちは変化を恐れることではなくて,
必ず変化をするのだということを受け入れることが大事で,
変化したときに,いつもその変化にどう対応していくのか,ということがきっと要なんだろう



それから,もうひとつ要は,調子のいいときの,いまのこの気持ちを思い出すこと

なぜだか,つらい経験や嫌な思い出は,忘れたいのについつい思い出してしまうものですが,
なぜだか,たのしい気持ちやうれしい感情は,どうも忘れっぽくて,すぐにそれを思い出せなくなってしまう

でもいまの気持ち,些細なことがうれしい,そんな気持ちを忘れても,また思い出す
そうすれば,調子が悪くなっても,また浮上できるように思うんです

オワリ

※最近よく考えていることを調子のいいうちにまとめてみた

※まあ調子はいいんですが,元々調子のいいのが性格で,きっと調子にのっているだけ
※何事も,誰かのおかげでいまがある,それもゆめゆめ忘れずに

【雑】神戸~明石~淡路島 雑感

2015-07-24 19:41:24 | ウェブログ
わたしがひとり旅に行くのは,自分の鼻をへし折られるような感覚が快感だからなのかもしれない

当然,平常の生活の中ならばなるべく避けてとおりたいけれども,
ひとり旅の途中には,死なないかぎりは,困ったことはたくさんあるほうがいい,と思っている



久しぶりに自転車で遠出,今回は明石からフェリーで淡路島へ行ってきました


去年までなら,明石はそんなに遠くなかった
ふらっと明石に行って,その日に帰るようなのはとくに何も問題がなかった

むしろ明石なんか軽く通りすぎて岡山まで,8月の炎天下に8時間ほど自転車をこいで,
峠も越えて,ネカフェ泊でろくに休まず次の日もまた炎天下を8時間,その次の日もまた数時間,
そんな馬鹿みたいな旅も,とくに普段から運動をしているわけでもないのにノリでできた

だから,今回も明石までは特段何も苦労はないと思っていた
それがそもそも間違いだった,いままでは若さのおかげだったのね,
年齢は確実に体力を衰えさせていて,わたしはそれに気がつかなかった

途中で神社の夏祭りに寄ったり,古本屋によったり,カフェで休憩もはさんでいたからだけど
予定よりも2時間も明石につくのが遅れ,到着時にはかなりつかれていて,体力ものこっておらず,
ほとんど死に体な状態でフェリーで淡路島へ運ばれ,息も絶え絶えホテル,とも言い難い民宿へ到着


淡路島の民宿でひとり,いま思うと極々軽い熱中症のような症状,最悪の体調の夜

先ずひどい頭痛,動けない,何を食べても吐いて,ポカリも吐くし,うがいをしても吐く
吐いても吐いても頭痛はなかなかおさまらないし,なんだかあまりきれいではない部屋で,
布団もかたいし,空調はきいているんだかきいていないんだか,寒いし暑くていつまでも寝付けない

そんな最悪の状況で,知らない土地で,ひとりうずくまって
さみしくて,ただただ「帰りたい」と泣きそうになって


でも,そんなみじめな状況がたまらなく貴重なものだと思った

いつでも家に帰れるような安穏な毎日じゃ,ときどき忘れてしまう,布団のあたたかさ
家の布団はとても心地よいのだ,それを再確認するような

それから,こんなに弱いわたしはひとりじゃとても生きていけないということ

わたしは以前,いまのところに就職して,実家をでてひとり暮らしをはじめたとき,
自分でお金を稼ぐことができて,「ああ,これでひとりで生きて死ねるなあ」ということを考えたことがあり,
まあその考えが,いまの自分の自由な行動のエネルギー源になっているのではありますが,

しかし,ひとりじゃたかだか数十キロ離れた淡路島へ行くにもこんなに苦労していること,
それにひとりで生きるのはさみしいなっていうこと,それを再確認するような


ほんといいことばっかりじゃない,でもいいことばかりじゃないのが人生
困ったことがあるから,何気ない当たり前がこんなにうれしくて

そんな当然のことに気付くことができる
旅は考えさせてくれる

だから,今回もよい旅だったなあと思います
(あーでも淡路島の販売所で買った夕ごはんは全部無駄にしてしまった,あれはごめんなさい)


でも,次は淡路島にリベンジしてやる
年齢で衰えた体力はちゃんと鍛えなおしてやる
自転車の修理や輪行もちゃんとマスターしてやる
それにもっとこぎやすいようにちゃんと装備を整えよう

失敗は次の行動へのエネルギー
転んだまま起きなければただの死体,ただで起きればただの失敗
転んでもただで起きなければそれはもう失敗じゃないだろう


そんな淡路島への自転車の旅でした

でももういい年なんだから,無謀なことはやめなきゃね
そういう風に旅への感覚も変わっていくのもおもしろいなあと

やはり旅はいいものです
また次もどこかへ,鼻をへし折られに,ひとり旅を行くんでしょう

【ブックリスト】270716

2015-07-17 19:01:04 | ウェブログ
ニンジンでトロイア戦争に勝つ方法 : 世界を変えた20の野菜の歴史 / レベッカ・ラップ著 ; 緒川久美子訳
何のために「学ぶ」のか / 外山滋比古 [ほか] 著 ; 桐光学園, ちくまプリマー新書編集部編
音と振動の科学 / 山田伸志著
批判的思考 : 21世紀を生きぬくリテラシーの基盤 / 楠見孝, 道田泰司編



ゆう活,ということで,このごろは図書館と懇意に

図書館にひとりで机に向かっていると,ついつい何か読みたくなってしまうけれど,
でもそうして本を読むのもいいものだなあと思います


何のために「学ぶ」のか,色んな分野の先生が書いていて,
分野ごとになんとなく考え方の癖みたいなものがみえて面白い
内容ももちろん面白い


音と振動の科学,ギターを弾きはじめたところにタイムリーな話題
また騒音問題もタイムリーな話題,なぜか脳科学にも言及していて面白い

なぜか,いま自分に関心のあるものや,
次の関心につながるようなものについての本を,
いいタイミングで手に入られる幸運です


ニンジンでトロイア戦争に勝つ方法,めちゃくちゃ面白いです
美味しくてためになる,農学系の本で,ひさびさにヒット

【詩】270522

2015-06-07 23:54:47 | ウェブログ
はやくはやくと急かす君を,どうして彼は同じ速度で追わなかったのだろう,
理不尽な苛立ちはタバコの煙のようにまとわりついた。



風にのって空をとぶハンカチは黄色で,初夏の青空によく映える。

僕はウクライナの国旗を思い出していた。
どこまでもつづく青い空に,黄金色に輝く小麦,人々の願いをたった二色であらわしている美しい旗。



季節はずれのマスク姿に,風邪ですかと尋ねると,「身だしなみです」と彼女は答えた。



大きなクマをつくって頭をガシガシとかきながらうなる課長は,こんなに真面目なシーンなのに,サンダルからのぞく足指に蛍光色の可愛いらしい恐竜がところせましと踊っている靴下,そんなところがずるいんですと,タバコの匂いのついたぐしゃぐしゃの髪の毛に,いつか言ってやりたい。



キーボードに助手席をとられてしまった君は,後部座席で不機嫌そうに鼻歌をうたっていた。



心が躍らないのは,恋が終わるからだろうか。



すぐにさかむけをめくっちゃうんだから,
とあなたから手渡されたハンドクリームはアーモンドの匂いがして,
僕はいっそう嫌になってしまった。



何層も重ねたマニキュア,

小さな嘘,
癇に障る声,
伝えられない気持ち,

今日も上からぬりつぶして,の爪はまた傷ひとつないような顔をする。



ティラミスのような雪が屋根にのった小樽の冬,19時間で別れを告げた。



君は四角い部屋のなか,
君が好きな人は四角い枠のなか,
君を好きな人は僕,
君のとなりにいる。

【詩】270513

2015-06-07 23:53:33 | ウェブログ
あなたなしでは生きていけない なんて言われたら
いますぐ君の前から消えてやりたい

君がいないと生きていけない なんて殊勝なことは言えません
もし明日 君が消えても わたしは明日を生きていく




世界は雨でも

晴れている




サボテンの花言葉,枯れない愛




ギターを弾きたい

思春期の少年のように
ギターを

あの子へ歌いたい

歌を




愛について,7字

恋はなんなのか
愛はなんなのか
ただ目の前に海
それだけでいい




color my life with the chaos of trouble




わたしの愛は
誰かの嫌悪

君の嫌悪は
あの子の愛なのに

あの子の愛は
君の嫌悪で

わたしの嫌悪は
誰かの愛

世界は愛に満ちあふれている




窓際においたサボテンの果肉はぶよぶよとふくらんで
きっと僕のひとり言がつまっている

本当は君に こんなことを言うつもりではなかった




I love us
you love us
we love us




愛について,17字

外から誰ともしれない声がきこえて
ふいにあの子の顔がちらついたから
そうかこれは愛なのだと自覚をする




やっぱり

あなたなしでは生きていけない なんて言われたら
いますぐ君の前から消えてやりたい

君がいないと生きていけない なんて殊勝なことは言えません
もし明日 君が消えても わたしは明日を生きていく

だけど

君がいない世界はつまらない
君のいる世界のほうがいい

だから明日も 生きていくのです

【雑】WHAT A WONDERFUL WORLD

2015-04-28 20:39:27 | ウェブログ
※ずいぶん前に某ブログにかいたやつ,なつかしくて
※リレーして書いていて,毎回次の人にテーマをふる感じでした

今回のテーマは「旅」です

旅といえば、わたしにはひとり旅です。
複数でいく旅行もたのしいものですが、でもひとり旅のたのしさは全く別なのです。

鈍行電車で鎌倉へ行ったり、夜行バスで岩手へ行ったり、フェリーで北海道へ行ったり(優雅そうな響きのわりに北海道滞在が約19時間、往復の移動時間が約50時間の弾丸旅でした)、
自転車旅も好きで、姫路・小豆島への旅や奈良への旅、東京で環状線を自転車でまわったり、
あと外国だとタイやドイツにひとりで行ったりなどなど、とにかくフラフラと好きなように旅をするのが大好きです。

自分でもおかしな旅ばかり好んでいるので、時々なんでこんなことしてるのかなあーと思いつつ、まあたのしいからいいかとあまり深く考えずに過ごしてきたのですが
そんなわたしのひとり旅観を少し考えさせられたのが、去年の神戸~岡山~高松~神戸の自転車の旅でした

約4日間、自転車をこいで、フェリーを乗り継いだ旅でした
これはどの旅にもだいたい共通するのですが、観光はほとんどせず、ずーっと移動をしていました

ただ、フェリーや電車や飛行機やバスでの移動とは違って、自転車でずっと移動するには、ずっと足を動かします

他の乗り物だと、本を読んだり映画をみたりご飯を食べたり、ぼーっと景色をみたり寝てしまったり、移動中も何かとできるのですが、当然自転車だと移動しかできません
道は大丈夫か、車はきていないか、いつ休憩するか、喉はかわいてないかなど、そんなことだけ気にしながら、あとは頭を空っぽにして走りつづけました

でも、そうやって何も考えずに移動することが、わたしには何よりたのしいのだと気がつきました

ともすれば、毎日職場と家の往復になりがちで、自分の世界のスケールを気づかないうちに小さくしてしまい、
その小さな世界で小さなことに悩んで、自分も小さくなってしまいそうになるのですが

そんなとき、わたしにはきっと移動することそのものが大切で、
家の玄関から冷蔵庫まで廊下がつづいているのと同じように、
わたしのこの足を動かせば、家の玄関から約150キロ向こうの岡山にだってつづいているのだということ、
昨日冷蔵庫の前にいたわたしが、いまはもう岡山の土をふんでいるということ、
それを感じることが、わたしが旅する何よりのたのしみで目的だったのかもしれません


しかし、先日は珍しく、職場の仲間と連れ立って、グループでサイクリングへ行ってきました
グループでのサイクリングに慣れていないので、ひとりで先に行きすぎてしまったりと色々戸惑いもありましたが

でも、道中では仲間と苦労を労いあったり、目的地に着いたとき仲間とその感動や喜びを分かち合うことは、それはひとりで旅するときにはないことで、誰かと旅するのもいいものだなあと感じました
そろそろひとり旅ばかりは卒業して、誰かといっしょに旅することもたのしめるようになりたいなと思います

といいつつ、次は九州への自転車とフェリーの旅を企てているので、まだまだひとり旅はやめられなさそうです

※ハチクロ竹本くんはまじリスペクト
※九州いきたい…

【雑】ピンクと黄色のサイリウム

2015-04-01 19:17:33 | ウェブログ
買わなくちゃ(使命感)

あとは静岡と大阪があたれば,そしてそしてファイナルがあたれば,もう何もいうことはないんですが,

でも先ずは参加できるのがうれしいうれしい
もうこれ以上はボーナスステージでございますよ,高望みはいたしません
(でもファイナルはどうにか行きたい行きたい行きたい…)

でもひとつ望みがあるなら,今度こそ誰かに話しかけてみる
友だちとか連絡先交換とか,そんなことはいいから,話しかけてみるのが目標



いつも遊んでくれる人が来週から研修でしばらくいなくなるのがさみしくなってくる
ああいう風にどうでもいい話ができる人は貴重,帰ってきたらまた遊んでもらおう


エイプリルフールだけれど,学生のころはしょーもないウソをついてたのしむ日だったけれど,
いまやかなしいかな社会人,月初のことや,新年度のこと,仕事のほうで頭がいっぱい

新年度といっても,目立つ異動がまわりでなかったのであまり変わりない本日
でもたしかに新年度,色々と怖いけれど,どうにかこうにかマウントレーニアがんばりたい所存


あーバンコク行きたいフランクフルト行きたい根津に行きたい


※ブログの仕様が少しいい感じに変更しているうれしみ

【雑】縁とは

2015-03-19 21:23:48 | ウェブログ
先日,曾祖母の50回忌に行って来ました

当然わたしは曾祖母には会ったことないのですが,
でも,この人がいなかったらわたしはいまここにいないのだなあと思うのが先ず不思議で

こういう法事のときはいつも思うけど,田舎の家には座布団が何十枚もあるんだなあとしみじみ
あと近遠の親戚同士のわちゃわちゃした宴も,面倒も多いけれど,あんな空気は好き


親戚の集まりにいくといつも思うのが,もっと亡くなった祖父と話をしたかったということ

もちろん小さいころから祖父にはとても可愛がってもらったけれど,たくさん話もしたけれど,
でも,大人になってから,いまの仕事の話とか,人生の話,そんな大人の話を祖父ともっとしたかった

わたしの知っている祖父は,とても紳士的な人で,いつもおだやかな人で
それは親戚からも同じ意見らしく,それにとても聡明な人だったというのが枕詞

役場に務めて,総務の仕事をしていたとか,
定年後は縁故の会社で総務課長をして,新しい支社をつくるのにかかわったとか,
とくにいまのところに異動してからの仕事を考えると,話をきいてみたかったな


可愛がられてた子どものころより,大人になってよかったなと思うのは,
親戚から仕事の話をきけることかもしれません

大伯父さんも頭がよくて趣味が広くて,とても好きなんだけれど,
今回は,美術がとても好きな人なので,わたしの好きな美術作品の話や,おじさんの好きな作家の話や,
去年何を観に行ったよとか,去年おじさんが描いた絵とか,そんな話ができるのがうれしい

それに叔母さんの弟さんは某ナソニックの営業マンとか,親戚に市議員がいたりとか,
普段話せないような職業の人と,話せるのもたのしかった

大学生のころって,働くことが全然何かわかっていなかったけれど,
すぐ身近に色んな職業の人がいるんだよね,あーほんとに大学生のわたしってば無知だった

昔は親戚のオジサンなんてただ頭をなでられてお年玉をくれるだけで全然区別がつかなかったけれど,
ここ数年,ちゃんと話をできるようになってからは,ちゃんとどんな人なのかわかるようになった

というか,もういい大人なんだから,何言ってんだよってところですね
親戚内ではわたしの代がまだ一番下なので,顔を出せばいつまでも子どもみたいに可愛がってもらえるけど,
もうそれだけじゃだめなんだなあと思いました


曾祖母は会ったことはないけれど,
でも,この人がいなかったらわたしはいまここにいないのだなあと思うのがやっぱり不思議で
でも,そんな巡りあわせがあって,曾祖母を見送れたのは幸福なのかなと思うのです

そして,曾祖母は,こうしてみんなに会う機会や,曾祖母や祖母のことを考える時間をくれる

こういう行事って,それだけでも意味のあるものじゃないかなと,
縁ってこういうものなのかなとそんなことを考えました

オワリ



にしてもやっぱり田舎って男尊女卑?がきっぱりしてるんだよね
男は雑用は何もしなくていいけど家の代表としてみんなにちゃんと挨拶をして営業をして格を大事にしてお酌をして、
女は雑用しなくちゃいけないけど、そんな堅苦しいのは抜きで好きなようにくっちゃっべって

どっちがいいかなあ

【雑】こそあどまいご

2015-03-11 18:47:07 | ウェブログ
結果が悪かったら,迷子になる

なんでなんだろう,何が原因だろう,何が悪かったんだろうって
あれかな,これかな,いや,あのときのそれだったか,どのときのこれだったかとぐるぐるぐるぐる悩むやみ

ほんとどうでもいいこと関係ないこと,無理矢理ひっぱりだして思い出してはこじつけて,
やっぱりそれかもどれかもこれかもあれかも,どうかなああかなそうかなこうなのかな
仕方がないのに,出口もないのに,いつまでたっても迷宮からぬけだせない

そんなくせして,

結果がよかったら,いままでの悩みなんてさっぱり忘れて,手放しで喜んじゃう

結果がよくても,全てうまくいってるなんてことはなく,ほんとはどこかに悪いところもあって,誰かが悲しんでいたりして,
ただそれがみえてないだけで,ただ,たまたま,そのときはよい結果にみえただけかもしれないのに

なのにそんなの全部忘れて,手放しで喜んじゃって,そのままよい結果だけ,よい結果しかみないまま,


だから悪い結果は,その結果がよかった過去に置き去りにしちゃった何かが,
そんなことがつもりつもって,とうとう今回は,そんな結果になってしまったのかもしれない

何かが急におこることなんてじつはなかなかない
何もかも,いままでのつみかさね

だから結果が悪かったからって,あわてて原因をさがしても,
それはじつは思っているよりも,もっと深い深いところに根があるかもしれない

結果がよいとき,うまくいっているときでも,ちゃんとうしろを振り向いて,
駄目なところを置き去りにしないで忘れないで向き合って,そうしていかないといけないんだろうね


(何の話だ)
(某チケットがとれなくて悔しくて悲しくてむせびないているけど前を向きたい話です)

(でも,ほんと何かが急におこることなんてきっとあまりない,それは多分いいことにも同じようにいえることで)
(だから,結果はすぐにみえなくても,努力っていうのはつづけなくちゃいけないんだろう)

(時間は自己に堆積する)
(堆積した泥,願わくば蓮の池)

(いつか花が咲きますように)



※ところでいきなり「したの名前なに?」ってきかれて急に普段呼ばれなれていないしたの名前で呼ばれるものだからとてもときめきました
※天然のイケメンは危険なので誰かとりしまってください



※とてもとても不思議なかたちだけど,わたしのかつての憧れというか夢がかたちになろうとしている事実を今日知った
※おめでとうおめでとう,そしてありがとう,ちょっとくやしいかもしれないけれどやっぱりうれしい
※こんなこともあるんだね,これからもよろしくね

※夢を叶えてくれたあなたに,心からエールをおくります