Yuri’s Diary

<オペラ歌手 新宮由理の公式ブログ>
歌と笑顔…感謝の日々・・いつもありがとう♪

コンサートの夜@イタリア旅日記

2019-10-03 23:37:00 | 歌うたい♪
今日、ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんの訃報が入ってきてショックを受けている私です‥
学生の時、すでにスターだったしのぶさんの近くで歌う機会がありましたが、歌唱、存在、表現力は神のようでした。すれ違った時に会釈をしたら優しく話しかけてくれた優しいプリマにずっと憧れていました。ご冥福をお祈りいたします。

‥‥

ミラノでランチした後、電車に乗ってコモに着いたのは15時過ぎでした。宿舎に帰ったらすぐにドレスや靴‥諸々を持って向かったのはコンサート会場の「ヨットクラブ コモ」。

コモのど真ん中にあって、会員制なのかな?‥で、なくてもコモの人が来るヨットクラブですから‥いいところです(笑)

準備をしてリハーサルして‥



なんか‥指図してますねぇ(笑)
なにやってるんでしょ(笑)

後ろはコモ湖なので、本番は徐々に薄暗くなり、そして‥夜景になっていく予定です。

今回はノスタルジア・ミュージックと題し、日本の秋の歌から始まり、昭和歌謡、その時期イタリアで流行っていたイタリアソングなどなど、だいたい1時間のプログラムでした。

その中にはN先生のソロ(N先生は私の歌の生徒さん♪)や、玲奈ちゃんも加えて三人でアンサンブルでも歌いました。

また、参加型としてお客様にお祭りマ◯ボをご一緒していただきました。日本から団扇を持って行ったので、配ってから、「わっしょい」の説明、それから練習して‥歌に参加していただきました。皆さん、ノリが良くて楽しかったです。

ギリギリまでお客様が参加してくれるのか不安でしたが、N先生、玲奈ちゃん、菊ちゃんが客席を盛り上げてくれたおかげです。

最後の最後まで多くの方に聴いていただき、大きな拍手をいただき、本当に嬉しかったです。

私の携帯の置き場所が悪かったのか‥動画がほとんどブルー(笑)



奥のブルーも人影だと思われます。





終演後、イタリアに20年住んでいるという日本人の方、そして、そのご友人でイタリア語の発音の研究をされているという方から声をかけられました。

イタリア語の曲は二曲しか歌わなかったのですが、その発音が目をつぶっているとイタリア人だったとお褒めの言葉をいただきました。

その発音はどうやって勉強したの?と聞かれましたので‥

‥私の先生がイタリア人ということが一番だと思いますが、歌の勉強も大きいと思います。歌は母音がいいところにハマらないと美しく歌えないので、イタリア語が適しているんです。そして、腹式呼吸も関係していると思います。

と、話したらびっくりされてました。
私達歌い手としては当たり前の事なのですが、歌にご縁がない方には目からウロコだったようです。

でも、現地の方に発音を褒められるって‥ちょっと自信に繋がりました。感謝です!!




唯一ちゃんと撮れてるドレス姿でした(笑)

プログラムは‥








全部載せきれなかったので、一部ですが‥。

その後は二階にあるレストランで打ち上げです!






でも、ほとんど食べられませんでした(笑)
ホッとしたんだと思います。

そうそう!昨年、マイウェイを一緒に歌ったおじさまお二人共再会しました(笑)




日本人大集合!
ミラノで活躍されている家具のデザイナーさん達とも一年ぶりの再会です。




主催のステファニアさんの笑顔を見てまたまた一安心。




美しい‥このヨットクラブからでないと見られない夜景です。

次の日は菊ちゃんがベルギーに帰ってしまう日。女性三人でコモの街を探索しようということになりました。

続く。


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