フランク…

フランク…

改めて意味を調べてみた。

気取った様子がないとか、そのままという…意味。

人間関係でいうと気を使わず、飾らず、そのままな付き合いをしようという事でしょうか。

私は歌うこと、歌を教えることが仕事…
だから共演者、生徒さん達には自分なりの全力で接しているつもり。特に生徒さんのレッスンでは…
でも、中には私の方が年下だし、自分は趣味なんだから私に対してフランクでいいと思ってる方もいる。

フランクな付き合いはとてもいいと思う。私も皆さんが大好きだし、フランクに接してもらえると嬉しいし、歌に関してのわからないことや声の悩みなどレッスン中に話しやすくなるだろうし。

でも、レッスン中の一方的（←一方的…ここ大きい）なフランクな関係は時には私の指導を止めることがある。それがその方がそう思っていなくても否定されてる様にこちらに伝わることもあるから。

教えるのって楽しいけど大変なんだな…と色々考えますね。

※ あ、これ…私のこと？と心配してる方がいたら（笑）…心配してる方は違います（笑）

私と私の先生、ステーファノ先生との関係もとてもフランクだと思う。

でも、レッスン中は違う…

それは先生が私に対してものすごく一生懸命教えてくれること、そんな先生を尊敬してること、人生かけて身につけてきているものを教えてもらっている事への感謝もあるからかな。

私も一生懸命勉強してきてるんだけどな…

よりよくなってほしいと伝えようとしてるんだけどな…

…というわけで、自分の向上のため…今日は特別レッスンを受けられる機会に恵まれました。

貴重なコントラアルト歌手…ブルガリア人の素敵な先生でした。



『あぁ♪のびやかに歌ってる』と実感がもてた時間でした。助けてほしいテクニック部分にも的確に助言がもらえました。

最後に先生からカルメンの『ハバネラ』を自分をホセだと思って歌ってほしい…とリクエストされ（笑）先生の周りを演技しながら歌うことに

『ユリのカルメンperfect』と言って子供の様に喜んでくれました。

帰って録音を聴いたら、自分じゃない声の深さに嬉しくて嬉しくて…

先生に感謝

今日の私の様に、色んな想いを持ってレッスンにきている生徒さん達の気持ちもわかってあげたいと思えるレッスンでもありました。

それにしても、コラボの稽古もあったし…今日は午前中から夜まで一日中歌ってました…

頑張った私に…よく頑張りましたお疲れ様って言ってあげたい

由理…頑張ったね