この挿し芽の方法は苗床と生長床を一緒にした方法で来年の春までは植替(発根後の移植)を行わない方法です。
参考になればと思いアップしましたので、最後までみて(読んで)下されば嬉しいことです。

挿し芽の目的:
1.株が古く(木化)なり更新したい場合。
2.株数を増やし楽しみたい場合や隣人に譲る場合。
3.手持ちがない品種を芽摘み(摘葉)時期に譲ってもらった場合。
今回の挿し芽をする理由は1.と2.ですよ。
挿し芽の適期:
最低気温が20度前後です。秋にも可能ですが直ぐに冬が到来しますので、この先の生長を考えると春がベストだと思いますね。
挿し芽(挿し穂)の取り方
5月4日アップの「シャコバサボテンの植替作業です。」で芽摘み(摘葉)した挿し穂を用いますよ。
挿し穂は葉が2節連続しており、その中でも大きな葉を選んで使用します。大きな葉の方が挿し穂後の生長や花の咲き具合が良いみたいですね。

挿し穂の方向
鉢に挿し穂をする場合に葉の挿す方向に向きがあります。写真は芽摘みをしてから8日経過した挿し穂です。 写真左側の挿し穂が下を向いて反っているのが分かりますかね。逆に右側は上をいて反っておりますね。難しく考えないで、向いて反っていると思ってみて下さいね。
また、葉の芯をみますと左より右側が太く盛り上がっておりますね。以上説明したことを目安に左側の穂を鉢の中心に右側を鉢の外側に向けて挿しますよ。

そうすることによって葉の向きが鉢の外側に一定します。また花が咲いたの時も揃いますので綺麗ですよ。
また、摘葉した挿し穂を8日間も鉢に挿さずに保管していたのは、摘葉直後ですと切り離した箇所から菌が入り腐る場合があるからです。逆に先に挿し芽作業を終わらせてから、水やりを1週間後にする方法も良いかもね。

この挿し穂は昨年に芽摘み(摘葉)してから18日後の発根状態です。挿し穂の下から根が発根しておりますね。葉はしなびて元気がないですね。
この日に挿し芽作業を実施するとですね、暮れには綺麗な花を咲かせ十分に楽しませて頂きました。
今回の挿し穂はこの挿し穂が育った株からですよ。
皆さんも遊び心で試してみたらいかがでしょうか。ただ根が折損し易いので気を付けて作業をして下さいね。

挿し床(挿し床&生長床)の準備
輪鉢5号に鉢底石を3センチ程敷きます。

挿し床(挿し床&生長床)の準備
鉢底石の上へ更にシャコバ専用土(生育用)を鉢の半分位まで入れます。

挿し床(挿し床&生長床)の準備
その上に通気性の良い植物と花の培養土(挿し床なる)を鉢の上側1センチ位下まで入れます。

挿し芽作業
挿し穂が挿しやすいように予め灌水して土を引きしめておきます。次ぎにヘラ等で挿し穂の穴を開け才穂を射し込みますよ。
挿し穂の挿す向きを間違えないように挿して下さいね。

挿し芽作業
鉢の中側と外側を2重に挿します。内側には4つの挿し穂を挿しますので四角形(3つなら三角)に、外側7つの挿し穂を円形に挿しますよ。挿し穂の数は好みで決めて下さいね。

挿し芽作業
内側4つの挿し穂が完了しましたね。

挿し芽作業
外側7つの挿し穂も終了しましたよ。

挿し芽作業終了
最後に再度水やりして終了です。水やりと一緒に発根促進液を水と一緒に水やり代わりに与えると発根が早いですよ。
発根促進液を水と一緒に与えるのを忘れてしまいました。次回の水やりには忘れないようにしないと・・・
発根促進液や促進剤は高価なので与えなくても(忘れても)別段問題ないですよ。
その後の管理
水やり
1.表面の土が乾いたら鉢底から流れ出る程に水を与えて下さいね。
2.夏場の水やりは夕方か朝の早い時間に実施してね。(水滴が太陽熱で沸騰し葉を痛めます。)
3.水やりは常(通年)に鉢底から溢れるほど施して、受け皿の水は溜めないで水やり後に捨てて下さいね。
置場
1.植替後の新芽(赤い新葉)が伸びるまでは陽の当たらない半日陰か陽が当たらない明るい場所に置いて下さいね。
2.新芽が伸びてきましたら徐々に陽にならしていきますよ。
3.春と秋の午前中は陽が当たる場所に、午後はレースのカーテン越しに置いて風通しを良くして下さい。(または30%遮光。)
4.夏はレースのカーテン越しで風通しを良くして葉焼けに気を付けます。(または50%遮光。)
5.冬は出窓や日の差し込む場所で最低気温が10度以上保てる場所で管理してね。
6.植物全般にいえることですが陽に向かって芽が伸びます。全体的な伸びる方向や花の咲く向きのバラスを良くするために鉢を毎日少しずつ廻して下さいね。
肥料
1.新芽(赤い芽)が伸び始めたら(約1カ月後)根も活発に発根しておりますので、液肥規定量の4倍を水代わりに与えて続けて下さいね。
2.新芽を確認したら、化成肥料はシャコバ専用(肥料効果1カ月)を6月と7月初旬に与えて下さいね。
3.梅雨明けから肥料は原則的には施しませんが、私の場合は蕾ができるまで液肥(適量の4倍)を月に2回程度施しております。
4.冬から春先までは肥料は一切施しませんよ。
挿し芽した年は花を咲かせないで株の充実に徹した方が、来年の開花には良い結果が得られるようです。でも花を楽しみたいために育てている人達にとっては来年まで待てませんよね。従って暮れには花が楽しめるように頑張りますね。
今後も経過報告を随時したいと思っておりますので、是非見に来て下さいね、m(__)m
参考になればと思いアップしましたので、最後までみて(読んで)下されば嬉しいことです。


挿し芽の目的:
1.株が古く(木化)なり更新したい場合。
2.株数を増やし楽しみたい場合や隣人に譲る場合。
3.手持ちがない品種を芽摘み(摘葉)時期に譲ってもらった場合。
今回の挿し芽をする理由は1.と2.ですよ。

挿し芽の適期:
最低気温が20度前後です。秋にも可能ですが直ぐに冬が到来しますので、この先の生長を考えると春がベストだと思いますね。

挿し芽(挿し穂)の取り方
5月4日アップの「シャコバサボテンの植替作業です。」で芽摘み(摘葉)した挿し穂を用いますよ。

挿し穂は葉が2節連続しており、その中でも大きな葉を選んで使用します。大きな葉の方が挿し穂後の生長や花の咲き具合が良いみたいですね。


挿し穂の方向
鉢に挿し穂をする場合に葉の挿す方向に向きがあります。写真は芽摘みをしてから8日経過した挿し穂です。 写真左側の挿し穂が下を向いて反っているのが分かりますかね。逆に右側は上をいて反っておりますね。難しく考えないで、向いて反っていると思ってみて下さいね。




そうすることによって葉の向きが鉢の外側に一定します。また花が咲いたの時も揃いますので綺麗ですよ。

また、摘葉した挿し穂を8日間も鉢に挿さずに保管していたのは、摘葉直後ですと切り離した箇所から菌が入り腐る場合があるからです。逆に先に挿し芽作業を終わらせてから、水やりを1週間後にする方法も良いかもね。


この挿し穂は昨年に芽摘み(摘葉)してから18日後の発根状態です。挿し穂の下から根が発根しておりますね。葉はしなびて元気がないですね。


今回の挿し穂はこの挿し穂が育った株からですよ。

皆さんも遊び心で試してみたらいかがでしょうか。ただ根が折損し易いので気を付けて作業をして下さいね。


挿し床(挿し床&生長床)の準備
輪鉢5号に鉢底石を3センチ程敷きます。


挿し床(挿し床&生長床)の準備
鉢底石の上へ更にシャコバ専用土(生育用)を鉢の半分位まで入れます。


挿し床(挿し床&生長床)の準備
その上に通気性の良い植物と花の培養土(挿し床なる)を鉢の上側1センチ位下まで入れます。


挿し芽作業
挿し穂が挿しやすいように予め灌水して土を引きしめておきます。次ぎにヘラ等で挿し穂の穴を開け才穂を射し込みますよ。

挿し穂の挿す向きを間違えないように挿して下さいね。


挿し芽作業
鉢の中側と外側を2重に挿します。内側には4つの挿し穂を挿しますので四角形(3つなら三角)に、外側7つの挿し穂を円形に挿しますよ。挿し穂の数は好みで決めて下さいね。


挿し芽作業
内側4つの挿し穂が完了しましたね。


挿し芽作業
外側7つの挿し穂も終了しましたよ。


挿し芽作業終了
最後に再度水やりして終了です。水やりと一緒に発根促進液を水と一緒に水やり代わりに与えると発根が早いですよ。

発根促進液を水と一緒に与えるのを忘れてしまいました。次回の水やりには忘れないようにしないと・・・

発根促進液や促進剤は高価なので与えなくても(忘れても)別段問題ないですよ。

その後の管理
水やり
1.表面の土が乾いたら鉢底から流れ出る程に水を与えて下さいね。
2.夏場の水やりは夕方か朝の早い時間に実施してね。(水滴が太陽熱で沸騰し葉を痛めます。)
3.水やりは常(通年)に鉢底から溢れるほど施して、受け皿の水は溜めないで水やり後に捨てて下さいね。

置場
1.植替後の新芽(赤い新葉)が伸びるまでは陽の当たらない半日陰か陽が当たらない明るい場所に置いて下さいね。
2.新芽が伸びてきましたら徐々に陽にならしていきますよ。
3.春と秋の午前中は陽が当たる場所に、午後はレースのカーテン越しに置いて風通しを良くして下さい。(または30%遮光。)
4.夏はレースのカーテン越しで風通しを良くして葉焼けに気を付けます。(または50%遮光。)
5.冬は出窓や日の差し込む場所で最低気温が10度以上保てる場所で管理してね。
6.植物全般にいえることですが陽に向かって芽が伸びます。全体的な伸びる方向や花の咲く向きのバラスを良くするために鉢を毎日少しずつ廻して下さいね。

肥料
1.新芽(赤い芽)が伸び始めたら(約1カ月後)根も活発に発根しておりますので、液肥規定量の4倍を水代わりに与えて続けて下さいね。
2.新芽を確認したら、化成肥料はシャコバ専用(肥料効果1カ月)を6月と7月初旬に与えて下さいね。
3.梅雨明けから肥料は原則的には施しませんが、私の場合は蕾ができるまで液肥(適量の4倍)を月に2回程度施しております。
4.冬から春先までは肥料は一切施しませんよ。

挿し芽した年は花を咲かせないで株の充実に徹した方が、来年の開花には良い結果が得られるようです。でも花を楽しみたいために育てている人達にとっては来年まで待てませんよね。従って暮れには花が楽しめるように頑張りますね。

今後も経過報告を随時したいと思っておりますので、是非見に来て下さいね、m(__)m

何度も増やされてるのですね(o^^o)