ミニ胡蝶蘭の鉢増作業です。
2015年4月25日アップ致しました「開花中のミニ胡蝶蘭に新花茎が伸びてきました。」をご覧になって頂きますと、なぜ鉢増をする必要があるのかご理解されると思います。新花茎が伸びてこなければ植替を予定しておりました。
鉢増作業の道具等です。ハサミは熱処理し消毒をしておきます。
作業用手袋と前日に水に浸して置き作業直前に軽く絞った水苔(AAA+)です。
これから鉢増をするミニ胡蝶蘭です。
新花茎が随分と伸びておりますので折損しないように注意をしながら作業を行います。
花茎切断作業
まずは花の終わった花茎を切断を致します、花茎の生え際の1節目の黄色の線で切断致します。
ワンポイント:花が半分ほど散りましたら花茎を切断するのが、株を疲労させずに来春の花を咲かせるのには必要だと思います。
植替を予定しているのであれば、最後の蕾が開花しましたら、花茎を切って水挿しにして楽しみ植替(夜間の最低温度が15度以上であれば植替が可能)まで株を休ませます。
ハサミを入れた様子です。
花茎を切断後の様子です。
鉢選び
水苔にポットで植えてありました。素焼き鉢と水苔は相性が良く素焼き鉢を用います。写真で分かりますように2.5号は鉢増には小さいようですが植替の場合には小さめが適しております。
ポットが全部は入りましたので3.0号鉢が鉢増に適してると思いますので用います。
ポットから根(水苔)の取り出し作業
ポット鉢の水抜き穴(鉢底)を指で押し上げて取り出します。値が張って出ない時にはハサミでポットを切って取り出すと簡単です。
植え込み材と根の健康状態
根の張り具合(根が少ない)が良くありません。また水苔の状態も決して良いとは言えませんが、新花茎を育てるために我慢して鉢増をこの状態で続けます。
こちらは開花中、常に陽に向いてた側です。
反対側の状態です。根の張りは少ないのですが健康的な色をしております。水苔の状態もまあまあです。
こちらは反対に陽が当たらない側です。
鉢増作業
素焼き鉢に鉢底網を敷きます。
根の回りに水苔を巻きます。
水苔を巻いた根を斜めにして鉢へ押し込みます。最初に後側(向かい)を入れ次ぎに前側(正面)を押し込みます。株が鉢の中心になるように固めに植え込みます。
鉢回りの水苔をヘラで押し込み水苔をならします。なお鉢の上部一杯に植え込まないでウォータースペースの部分を残して植え込みます。
綺麗に整地出来ました。新花茎も折損する事なく鉢増ができました。
ワンポイント:鉢を逆さまにして左右に軽く揺すって落ちなければ固めに鉢増ができました。
この場合に株が鉢から抜け落ちて傷がつかないように、もう一方の手でカバーして行って下さい。
ワンポイント:鉢底の水抜き穴に指を入れて、鉢底と鉢底網の間に1センチ位上がるような隙間があれば、水はけが良く根腐れ防止になります。
ラベルを立てると植替作業終了です。新花茎がスクスク伸長し綺麗な花が咲き誇ってくれると良いです。
鉢増後の管理
鉢増直後の灌水は行いませんが十分に乾いたら灌水を心がけて今後も管理をしてください。
液肥は既定値の4倍位を水やり代わりに施して下さい。
ワンポイント:年間の最低温度が15度以上を常に保てるなら年間を通して液肥を施しても大丈夫です。
これからも新花茎の開花までの途中経過も含めてご報告致しますので立ち寄って下さいね。m(__)m
2015年4月25日アップ致しました「開花中のミニ胡蝶蘭に新花茎が伸びてきました。」をご覧になって頂きますと、なぜ鉢増をする必要があるのかご理解されると思います。新花茎が伸びてこなければ植替を予定しておりました。
鉢増作業の道具等です。ハサミは熱処理し消毒をしておきます。
作業用手袋と前日に水に浸して置き作業直前に軽く絞った水苔(AAA+)です。
これから鉢増をするミニ胡蝶蘭です。
新花茎が随分と伸びておりますので折損しないように注意をしながら作業を行います。
花茎切断作業
まずは花の終わった花茎を切断を致します、花茎の生え際の1節目の黄色の線で切断致します。
ワンポイント:花が半分ほど散りましたら花茎を切断するのが、株を疲労させずに来春の花を咲かせるのには必要だと思います。
植替を予定しているのであれば、最後の蕾が開花しましたら、花茎を切って水挿しにして楽しみ植替(夜間の最低温度が15度以上であれば植替が可能)まで株を休ませます。
ハサミを入れた様子です。
花茎を切断後の様子です。
鉢選び
水苔にポットで植えてありました。素焼き鉢と水苔は相性が良く素焼き鉢を用います。写真で分かりますように2.5号は鉢増には小さいようですが植替の場合には小さめが適しております。
ポットが全部は入りましたので3.0号鉢が鉢増に適してると思いますので用います。
ポットから根(水苔)の取り出し作業
ポット鉢の水抜き穴(鉢底)を指で押し上げて取り出します。値が張って出ない時にはハサミでポットを切って取り出すと簡単です。
植え込み材と根の健康状態
根の張り具合(根が少ない)が良くありません。また水苔の状態も決して良いとは言えませんが、新花茎を育てるために我慢して鉢増をこの状態で続けます。
こちらは開花中、常に陽に向いてた側です。
反対側の状態です。根の張りは少ないのですが健康的な色をしております。水苔の状態もまあまあです。
こちらは反対に陽が当たらない側です。
鉢増作業
素焼き鉢に鉢底網を敷きます。
根の回りに水苔を巻きます。
水苔を巻いた根を斜めにして鉢へ押し込みます。最初に後側(向かい)を入れ次ぎに前側(正面)を押し込みます。株が鉢の中心になるように固めに植え込みます。
鉢回りの水苔をヘラで押し込み水苔をならします。なお鉢の上部一杯に植え込まないでウォータースペースの部分を残して植え込みます。
綺麗に整地出来ました。新花茎も折損する事なく鉢増ができました。
ワンポイント:鉢を逆さまにして左右に軽く揺すって落ちなければ固めに鉢増ができました。
この場合に株が鉢から抜け落ちて傷がつかないように、もう一方の手でカバーして行って下さい。
ワンポイント:鉢底の水抜き穴に指を入れて、鉢底と鉢底網の間に1センチ位上がるような隙間があれば、水はけが良く根腐れ防止になります。
ラベルを立てると植替作業終了です。新花茎がスクスク伸長し綺麗な花が咲き誇ってくれると良いです。
鉢増後の管理
鉢増直後の灌水は行いませんが十分に乾いたら灌水を心がけて今後も管理をしてください。
液肥は既定値の4倍位を水やり代わりに施して下さい。
ワンポイント:年間の最低温度が15度以上を常に保てるなら年間を通して液肥を施しても大丈夫です。
これからも新花茎の開花までの途中経過も含めてご報告致しますので立ち寄って下さいね。m(__)m