こんにちは。
人間ドック等で胃の透視検査(バリウム)を飲んで撮影すると何か写っていて。
性格って変えられると思いますか?
【ホッチキス?】
手術後に自分の胃の状態を見る機会は以外ににく、30歳で人間ドックに行った時が最初だった気がします。
最後の問診の時に、胃のレントゲン写真を見せてもらって説明を受けたのですが、私の胃はイビツな形。その頃には胃も大きくなり、手術する前よりも食べるようになっていました。手術直後の半年位は、一度のご飯を2回に分けて、1日に6回食事をしていまさた。外食も食べきれないので控えていました。
レントゲン写真で見た私の胃は、残った3分の1の胃と、つながれた十二指腸の両方が拡張して、大きくはなっていますが、当然、普通の胃の形はしていません。
それと、いくつか黒い短い線が写っていました。これが、胃と十二指腸をくっつけていたホッチキス。写ってました。
35歳からは、毎年人間ドックを受けるようになり、毎回胃のレントゲン写真を見せてもらいますが、ホッチキスの位置が変わっていきます。それに本数も減っていきます。
実は、数年前には無くなっていました。
私の想像ですが、溶ける様な素材ではないでしょうから、胃の組織が異物を外に出そうとして、胃の内側に出されれば、食べ物といっしょにウンチになって排泄されたのでしょう。もちろん、このホッチキスについて、存在自体を感じたことはありません。
今はもっと、技術も素材も格段に進んでいるでしょうから、私の頃とは違うのでしょうね。
【性格って変わる?】
そろそろ、手術の話しも尽きてこようとしています。
私が手術をした原因が、ストレスからくる多発性潰瘍で吐血。
この頃の私は、終った事をウジウジと考えるタイプ。ああすれば良かった。こうすれば良かった。みたいな、反省でもなく、ただ落ち込んでいました。
それと、まだ起こってもいない事について、心配すると言うか。例えば、仕事で失敗して報告に行く時に、多分に保身もあるのでしょうが、どう言われるだろう。どう答えようとあれこれ考え悩みました。でも、ほとんど思った通りにはならない。後でまた終った事をウジウジ考える。そんな日々でした。
それが、病気になり、胃を切り。同じ事繰り返してもなー。なんて考えているうちに、考える事、悩むことは変わらないのですが、納得できる答えが見つからない時に、『まぁ、いいか』って思えるようになりました。ある程度は考える、悩むのですが、ある程度の時間で答えが見つからなかったら、考える事を止める。それだけで気が楽になったのと、考え込む事を止めたことで、かえって不意にアイデアと言うか、答えに近いものが浮かぶようになりました。
そんな事を繰り返していたら、いつの間にか、大概の事に動じなくなってきました。『なんとかなる』みたいな考え方です。これが良い面に働くことと、悪い面に働くことと、両面あるのですが、若い頃の自分とは全然違うと、自分では感じています。
これが、手術をしたお陰だと自分では思っています。私の場合、薬で治しても、性格が変わらなければ、何度も同じ病気になっていたと思います。
母親の『切れば治る』の一言で、即刻手術して、良かった。
※ 個人の感想です。
まだ、先は長いです。
ご容赦下さい。
では、また。
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