おはようございます。
博多の今は、晴れです。
『結婚できない男』阿部寛主演のドラマの話ではありません。
【私の子供の頃は】
私は出身が福井県福井市です。
子供の頃の記憶で、『まんじゅう撒き』というのがありました。
花嫁が嫁いでくると、(おそらく)嫁ぎ先の家の手前から花嫁衣裳のまま歩いて嫁ぎ先の家に向かいます。
そして、玄関に入るとお皿を割ります。
花嫁が嫁ぎ先の家に入ると、親戚縁者がその家の屋根に上り、「紅白まんじゅう」を撒きます。これが『まんじゅう撒き』。
これがあると拾いに行ったものです。
これは、確か愛知県、名古屋あたりでしょうかが有名ですが。
花嫁の実家から、トラックに花嫁道具を積んで、嫁ぎ先に向かいます。
こういったご近所にお披露目をする慣習。
今は、もうやっていないと思うのですが。
両家とも、それなりに費用がかかっていたと思います。
話は変わりますが、大学生の時に実家に帰った時に母から教えてもらったのですが。
集落で不幸がありお葬式があると「香典」をもっていく訳ですが、それが、集落で金額を統一したと。
競い合う訳ではありませんが、「香典」をいくらにするかで各家庭で差が出来るのを避けるため。つまり、それまではその金額がなんらかの指標になったりしていたのでしょうね。
妻の実家の方でも同様の事を聞いたような気はするのですが。
【結婚できない男】
ここからが本題ですが。
数日前のニュースで取り上げていたのですが、中国で『結婚できない男』が増えていると。
中国では「少子高齢化」も進んでいるようですが、そもそも、男女比で男が3000万人多いそうです。それだけでも競争率は高い訳です。
ただ、問題はそこではなく、『経済力』
男は「家」、「車」、「婚費」がないといけないようで。
結婚する時には、「家」を準備し、「車」を準備し、「婚費」花嫁側にいくらかのお金を渡す。要は「結納金」みたいなものですね。
これができないと結婚を許してもらえないそうで。
更には、結婚披露宴は200人くらいは招待し、その費用も男側がもつようです。
もちろん、結婚しようという男性は若いので準備するのは難しく、そうなると親が負担をするようで。親としては「男の子」が生まれるとその覚悟、準備が必要なようです。
どこまでが本当かは別として、こんな動画を。
【悲報】中国人男性は家と車を持たないと結婚できない。268
今、北京では「共産党大会」が開催されています。
習近平主席の異例の3期目突入は確実なようですが。
習近平政権が掲げる「共同富裕」。貧富の格差を縮めるというものですが、まだまだ効果は出ていないようです。
都市部と農村部では相当格差があるようで。
まあ、共産党一党独裁ですから。
「結婚式の派手な慣習はつつしみ、質素にしなさい」とすれば、少しは「結婚できない男」問題も減るのかも知れません。
そんな事を思いました。
では、また。
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