聖書通読箇所
2022年10月10日分
エゼキエル書21：1-17
21：1-17
1 次のような主のことばが私にあった。
2 「人の子よ。エルサレムに顔を向け、聖所に向かって語りかけよ。イスラエルの地に向かって預言せよ。
3 イスラエルの地に言え。『主はこう言われる。今、わたしはおまえを敵とする。わたしは剣をさやから抜き、おまえのうちの、正しい者も悪い者も立ち滅ぼす。
4 おまえのうちの、正しい者も悪い者も立ち滅ぼすため、わたしの剣はさやを離れ、南から北まですべての肉なる者を敵とする。
5 このとき、すべての肉なる者は、主であるわたしが剣をさやから抜いたことを知る。剣は二度とさやに収められることはない。』
6 人の子よ、あなたは、うめけ。彼らが見ているところで、腰が砕けるほど激しくうめけ。
7 彼らがあなたに、『何のために、あなたはうめくのか』と言うなら、そのとき、あなたは言え。『この知らせのためだ。それが来ると、すべての者は心が萎え、すべての手は力なく垂れ下がり、みな意気消沈し、どの膝も震える。今、それが来る。それは実現する
——神である主のことば。』」
8 次のような主のことばが私にあった。
9 「人の子よ、預言せよ。『主はこう言われる。剣、一振りの剣が研がれ、磨かれている。
10 虐殺のために研がれ、稲妻のようにそれは磨かれた。それとも、われわれは喜ぶべきか。すべての木を退ける、わが子の杖を。
11 その剣は磨かれて手に握られ、研がれ、磨かれて殺す者の手に渡される。』
12 人の子よ、わめけ。泣き叫べ。それがわたしの民の上に下り、イスラエルのすべての君主たちに下るからだ。彼らはわたしの民とともに剣に投げ込まれる。だから、あなたはももを打って嘆け。
13 試みのとき、退ける杖さえなかったら、どうなるか——神である主のことば。
14 人の子よ、あなたは預言せよ。手を打ち鳴らせ。剣を二倍、三倍にして、人を刺し殺す剣とし、彼らを貫く大いなる殺戮の剣とせよ。
15 それは、彼らの心が震えおののいて、つまずき倒れる者が増えるようにするためだ。わたしは彼らのすべての門に、殺戮の剣を置く。ああ、剣は稲妻のようにされ、屠るために磨かれる。
16 剣は顔を右に向け、左に向けて切りまくれ。おまえの顔の向くところを。
17 わたしもまた、手を打ち鳴らし、わたしの憤りを収める。主であるわたしが語るのだ。」
今日はここが心にとまりました。
13 試みのとき、退ける杖さえなかったら、どうなるか——神である主のことば。
退ける杖。
