大きなお店で品揃えも豊富。
そして、ペットショップ特有の臭さもなく生体を展示してるウインドウはライトアップされ、さながら宝石店のようだった。
中央には成犬になったケアーンテリアがけたたましくくるったように鳴いている。
それもそのはず。ケアーンテリアの入っている場所は丸い水槽のようになっていてすべて透明でどこにも隠れるところがない。見知らぬ人間が入れ替わりたちかわりやってきて、ケアーンテリアの気の休まるところはどこにも無い。
ウインドウの中をみてみるとまだ目が開いたばかりじゃないのかと思うような小さな愛くるしい子達。
怯えたようによりそっている。
早く母親と離しすぎじゃないの?と思いながらみていたが、店内が乾燥しているので喉が渇いてきた。
そういえば入り口にうまい具合に自動販売機がおいてあったよなと思ってふと気がついた。
ペットショップのウインドウのにはつきものの給水器がおいていない。(この子達は自由に水が飲めない)
あれ?ここも、ここも、水槽のケアーンテリアにも。あんなに鳴いて喉からからだろうに。
そうか!
だからオシッコもしない。(でない)
掃除の回数が少なくても店内は、臭くならない。
(・Д・"")
ここは犬猫を好きな人が販売しているところではないんだなと思った。(-_-)~3
この店の移転する前の店で買った子はみんな寿命が短かったと同僚にきいたことがある。
そのときは、移転前の店は汚かったから?
と思っていたが、赤ん坊の時に親から離され、こんな子供の頃に腎臓に負担をかけられていたら長生きできるはずがない。
商品の美しい陳列方を考えているが
そこにあるのは命だとは全く考えていないのでは?
なのに(例えば)ポメラニアンは一匹50万を超える値がついていた。
意味がわからない。
犬や猫を飼ったことのある人はぜったいここでは買わないな、、、と私は思った。