我が家はどちらかといえば、放射線量を
あまり気にしないで生活している部類です。
(何の部類だろうか…)
本当なら、こんな部類が存在してはならないわけですが…
いわきは、比較的放射線量が低いですからね。
どうせ、一日中外にいるわけじゃないので、外にもでます。
最近は、私が寒くて外に行きたくないから、あまり外には出ないけど、
暖かい時には公園遊びもしてたし。
これからも暖かい時には公園とかでも遊ばせる予定。
翔ちゃんも、なわとびやったり自転車に乗ったりしたいって言ってたしね。
そんな当たり前の事をさせてあげるのに悩む事にも疲れるよね。
保育園で、保護者の方と話をすると、
今でも一切外で遊ばせることはさせてない保護者の方もいます。
我が家とは、真逆のおうちですね。
これから先どうなるんですかね。
まぁ、そんなわけですが、なぜこんな話をしたかというと・・・
昨日の、保育園帰りの車の中で、翔ちゃんが
「今日の夜から雪が降って、積もるかもしれないんだって。」
って言いました。
(以下 翔ちゃん=翔 私=私)
私 「そうね。ママがさっき見た天気予報では、
東京とかは、雪が降って積もるって言ってたけど、
ここは雪は降らないって言ってたかな~。
今年は、まだ全然雪が積もらないね。」
翔 「翔ちゃん、雪が降ったら今度の日曜日にパパと雪遊びしたいんだ。
だから、1つの場所におそうじするやつみたいなので(雪かきスコップです)
雪をいっぱい集めておいて、
そうしたらすぐに融けないから日曜日に遊べるでしょ。
雪をいっぱい集めたら、放射線測る機械で線量を測って
遊んでも大丈夫な数字だったら雪で遊ぶね。
でも、遊んじゃいけない数字だったら遊べないから
その時は、おうちの中でプラレールで遊ぶ。」
私 「・・・
そうだね。翔ちゃん。」
5歳の子供との会話。
何だか、切ないというか…
子供にこういう事を言われちゃうと この現状が悲しくなるね。
先の大人たちが建てた原発のせいで、
こんな小さな子供がこんな事を言って外に出れなくなるなんて…
誰も考えてなかったよね。
なのに、なんの補償もないのかよ!←そんな事じゃないんだけど。
なんか、こんな事があるたびに、(日常の中でね)
東電は何をしているの?国は何をしているの?
とかとか、いろいろと投げかけたくなるのよね。
子供たちのこれからってどうなるんだろう。
子供って、大人の話を聞いているんだね。
(肝心な事はいつもスルーされてるのにな)
翔ちゃんの口から「線量」って言葉が出てくるなんて…
ほんとに、今の、この子供たちが可哀そう。
子供たちが、外で元気よく遊ぶ声が聞こえないのも悲しいですよね。
子供たちは、体力がありあまってる反面、体力が衰えてもいるんだろうな~。
徐々に、良い方向に進んでくれることを祈るばかりですね。