やさしい気持ち

二人の子供の成長と共に

1年…

2012-03-13 | 日記

3月11日

あれから、1年がたちました。

あっという間の1年でした。

とにかく、震災直後の生活は、大変だったな~。

ガソリンが手に入らないのに、

断水しちゃってて水汲みに行かなくちゃいけないし、

食糧も1時間以上並んでやっと買える状況だったし。

でも、地元スーパーが営業してくれてたおかげで助かったな。

原発事故の後は、ご近所さんがみんな避難しちゃって

異常な静けさにビクビクしたっけな。

TVで「外から帰ったら、手洗いうがいに、衣類はよく洗い流してください」

なんて放射能の事を言ってたけど、水がないのにどうやってやんだよ

的な怒りが、テレビを見てるとたくさんあったな。

こっちの現状しらずに話してんじゃね~よってね。

 

全国から、たくさんの義援金が集まったり、救援物資が届いたりして、

ありがたいな~って思ったけど(今でも思ってるけど)

目に見えない放射能との戦いがやっぱり一番つらいのかもしれない。

テレビなんかで被災地向けのコメントを聞いてると、

そういう気持ちでいてくれる人たちが全国にたくさんいてありがたいって思うのに、

原発の事、放射能の事となるとみんな非協力的になっちゃうわけで、

岩手県や宮城県のがれきの受入れすら放射能が心配で必死に反対してるんだもんね。

執拗に反対してる人たちをテレビで見てると泣けてきちゃって…

岩手や宮城のがれきくらいいいじゃん。私なんて福島で生きてるのに…

って思えてくると、涙がとまらなくなるんだよね。

 

実際、あまり放射能を気にしないようにして生活してるけれど、

考えない日はない。

頭の中でぐ~るぐるしてるよ。

そりゃ、小さい子供いるしね。

外でおもいきり遊ばせてあげたいしね。

な~~んにも考えないでのびのびと生活させてあげたいじゃない。

 

海岸沿いの建物がきれいさっぱり処理されてなくなっても、

その場所にまた新しい建物が建っても、

まったく、復旧やら復興してる感じがしなくて、

いつまでもモヤモヤしてるというか、ポッカリ穴があいてるというか…

とにかく、いろんな気持ちと毎日戦ってる。

表向きは、何も変わってないぜ!!って感じなんだけどね。

 

でも、これからもここで生きていく。

 

 

当たり前な事が当たり前じゃなくなって、

気付かされた事もたくさんある。

当たり前の生活がまた送れるようになると、

忘れてしまいそうになるけれど、

決して忘れてはいけない。

 

 

我が家は、

家がある。

仕事がある。

家族がいる。

笑顔がある。

 

 

だから、震災に負けない。

弱い気持ちにも負けない。

 

ここでは、これ以上吐き出さないけど、

怠けてる人たちには、負けない。

ズルい人、汚いにも負けない。

 

明るい未来のために、頑張る。

 

 

3月11日。

たくさんの命が奪われました。

本当に、何度みても恐ろしい地震&津波の映像。

決して、忘れることのできない日。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

今もなお避難生活を送られてる皆様へお見舞い申し上げます。

このような、地震、津波、原発の悲しみが二度とおこらないように、

この大震災が風化されないことを切に願います。

 

 

 

 


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