日記録 -日記のような記録のような?- (旧:anotherside of LUKE♂@今はもう9歳)

始まりはワンコ日誌でしたが、人生の変更につき、内容も変更。今は子供が主かな。諸々スマホに対応したようなので再開♪

手作りカッテージチースごはん

2006年02月07日 | ルークさんのコト
前回の話の中で、ゆきぶーさんが激しく食いつかれました(笑)手作りカッテージチーズ。
どうやらチタン君もあまり食欲が旺盛でないとの話なので、飼い主としては、本当にツライですよね。(めっちゃ気持ちわかります…(ノД`)シクシク)
ルークも同じくで、現在はこのチーズを使う事で食べてくれていますが、コレすらもいつまで続くのだろうか…○| ̄|_
そんな不安を抱えつつも、とりあえず喜んで食べてくれている現状があるので、僭越ながら、伝授させて頂きとうございますです。(-∧-)チーン

…と言うほどでもないんです。本当にアフォほど簡単なので。
誰でもできますので、ご安心下さい。(ワタシでもできた!笑)

暖めた牛乳に、いわゆる酸性の液体(レモン汁、穀物酢、りんご酢など)を混ぜる。それだけ。
分量も、私が調べたところ、かなりまちまち。基本的には、どうやら牛乳の10%の分量の酸性物質を混ぜるようなのですが、もっと少なめでも固まるようです。私も現在、色々なレシピを見てまだ検討および模索しているところなので、「コレが最高!」という方法はまだ見つかっていません。
なので、とりあえず私が試した方法をお伝えします。

私は500㏄の牛乳にお酢を45㏄(大匙三杯)と、一ℓの牛乳にレモン汁(ポッカ100レモン)酢を75㏄と試したんですが、どちらもちゃんと固まりました。今後は、少しづつ減らしながら実験していくつもりです。(最低の分量を確かめたいので。笑)
酸性の液体には酢を使おうがレモン汁を使おうが、その分量自体でもチーズの出来上がりには差はない(カゼインと乳脂肪が固形化するという意味で)とは思うんですが、微妙に出来上がりの匂いが違ってきます。そして、チーズ作成の工程で生産されるホエー(いわゆる乳清)の味や匂いも違ってきます。
コレ、一般的(生産する企業)には廃棄されてしまうようなんですが、家で作る以上は、捨てるにはもったいない(栄養分がかなり多い為)ですし、後々使えるようにしときたいので、私は少なめが良いのでは?と思います。

暖めて沸騰直前にした牛乳をコンロからおろして、ソコに酸性の液体を入れて、軽~く混ぜる。すると数秒でモロモロと固形化してきます。しばらく放置して完全に分離したら、それをざるとふきん(キッチンペーパーでもOK)で漉し、上部をねじるようにかるく絞って出来上がり。
ちなみに、お酢やレモン汁の匂いが気になる場合は、絞った状態で流水に浸すと、完全ではないにしろ、匂いは取れるとの事。ちなみに、ワタシはお水につけて冷やしがてら洗ってる感じです。

絞った直後  

コレは、中身を見たくて割った後を撮ったんですが、上部をねじって絞る為、出来上がり直後は固めのモッツラレラみたいに球状になりますね。本当に、絞っただけで出来上がりなんです。めっちゃ簡単でしょ~?

色々と調べたところ、牛乳の温度によって、できあがりの固さも違ってくるようです。(40~60℃と様々)…が、人間用なら細心の注意をはらうのですけど、まぁ、ルーク用。とりあえず沸騰直前の温度でワタシはやってます。ようは固まりゃあエエねん。(笑)牛乳の温度が低いと、出来上がりはやわらかくなるようです。
実は絞り方も、「あまり固く絞らないほうが良い」って書かれている場合や、「絞らずに液体が落ちきるまで待つ!」(フリーラン状態にする)などの方法もあるみたいなんですが、とりあえず人間が食べる場合の口当たり(食覚)が前提のようなので、ワンコ用と考えたら、その辺はお好みで問題ないかと。

ほぐしたモノと、残された「ホエー」 

ただ驚くのが、出来上がるホエーの分量。 ホ工エエェェ(´д`)ェェエエ工工~
なんと、500㏄の牛乳からは、約100gほどのチーズしかとれませんでした。残されたのは約400㏄のホエー(乳清)。一ℓの牛乳からは、800㏄近い分量のホエー…○| ̄|_ なんぼなんでも大杉や。 
とりあえず、冷蔵庫に保存しましたが、今後は、一気(一ℓ)に作るのはやめようと思いましたね。(もちろんわかってはいたんですが、実際に直面すると、あまりにも量が多いので、愕然としてしまう為。爆)
ちなみに、お酢でつくると、酢のアミノ酸等が影響するのか、甘みが強くなるような感じも。レモン汁だと、かなりさっぱりした味になったように思います。好みには個人差がありそうです。

当面、今後の課題として、このホエーの使用方法を模索したいと思います。詳しく書くと長くなるのでやめますが、捨てるには、このホエーに含まれている栄養素があまりにも多く、さらに良く(話題の「ラクトフェリン」も含まれてます~。)しかも乳脂肪がない。(乳脂肪は、カゼインが固形化する際に、一緒に巻き込む為)
ううむ、コレはぜひとも飲まないと…(笑
とあるレシピには、シチューなんかを作るときのお水代わりに使うと良いとか、牛乳を混ぜて、ヨーグルト風のドリンクとしてもなかなか( ゜Д゜)グラッチェらしい。(コンビニ等で紙パックで売ってるドリンクの「マミー」はこの乳清を使ってるんですよね。いわゆる、企業の上手なリサイクルですか。笑)
もしかしたら、リコッタチーズへリサイクルできるかもしれないので、今後の活躍(?)に期待しましょう。(つまり、まだ思考中なので。^^;;)
ワタシは今のところ、ちょっと甘くしてそのまま飲んだり、フルーツジュースと一緒に寒天にまぜてゼリーにしたりして食べてますが、また何かほかに良い使い方があったら、ご意見くださると嬉しいです。

ホエー。ワタシは絶対捨てない(←JTのパクリ)

…くどくどと書きましたが、とりあえず出来上がったカッテージチーズをカリカリと和えてあげると、ルークさんは大喜び。
ワンコに比較的むいているチーズは、クリームチーズとカッテージチーズらしいのですが、ほかのチーズと比較して塩分が少ない(しかも無発酵)とは言え、ワンコにはかなり塩分があるので、やはり手作りであげるのが良いかと思います。

フードに混ぜるとこんな感じ 

このチーズ、自分で作るとほとんど味がせず、市販のカッテージチーズとはちょっと差があります。人間が食す場合には、塩をふりかけたり蜂蜜かけたりと味付けをしないと、さすがにちょっと食べにくそう。なので、市販のモノとは、ちょっと比較しにくいですね~(^^;;

牛乳の種類で、出来上がりの香りもかなり変わるんですが、本来は脱脂粉乳で作るそうですね。乳脂肪を巻き込んで固形化するために、どうしても高乳脂肪な物質になるのは必須。その事を考えたら、家庭でも、ローファット牛乳で作るのが良いのかもしれません。ただ、乳脂肪が低いと、それだけで固くなってしまうそうな。多分その場合は、あまり牛乳は高温にしないほうが良いのかと思われます。
ある研究機関によると、チーズ作りに最適な牛乳は低温殺菌牛乳だそうです。

実際に、何種類かの牛乳で試したところ、普通の牛乳(高温殺菌)だと、出来上がる時にミルクの甘い香りがホワ~ンとします。あまり味はないんですけど、ちょっと甘みもあり、かなり美味しそうな感じになりましたが、ローファット系ではほとんど匂いがなかったです。甘みもほとんどなかった感じ。

とりあえず、色々なパターンで試して実際の違いを知りたいので、次(おそらく明日)は、りんご酢と低温殺菌牛乳で試す予定です。
今までの知識と経験を比較して、なんとなく、この組み合わせが一番美味しくなりそうな(゜∀゜)ヨカーン。なので期待大。(あくまでも、個人的な好みです。笑)

以上。かなり長くなってしまいましたが、手作りカッテージチーズについて述べてみました。
私自身もまだまだ未知の部分が多大にあるので、なんともアヤフヤな文章になってしまいましたけど、また、何か疑問があれば、私のわかる範囲でしたらお答えしますので、コメントにでも書き込んで下さいね~。
ちなみに、牛のお乳がダメ(乳糖が分解できない=酵素がない)な子には、山羊のお乳(ゴートミルク)作ればいけるんじゃないかな?その辺も考慮しつつ、参考にして頂ければ幸いです。

とりあえず、ワンコは大喜び間違いなし!v( ̄Д ̄)v