中原淳一展のチケットをいただいたので、今日は久しぶりに名古屋へ出掛けてきました。
中原淳一さん(1913-1983)が求め続けた永遠のテーマが「美しく生きる」だったそうです。
淳一編集の「それいゆ」という少女雑誌を覚えておられる方も多いと思います。
お隣のお姉さんが見ていた「それいゆ」を覗き見しながら、そのスタイル画やファッションに大きな憧れを抱いていた、やーやでした。
小学校の高学年くらいだったと思います。こんな本が見れるように早く年をとりたい・・・などと考えたものです。
「それいゆ」って、どんな意味なんだろう?と真剣に考えていました。本の名前も、中身のスタイル画やファッションも少女のやーやにとって、手の届かない憧れでした。
今回は雑誌の表紙絵・スタイル画・物語挿絵500点に加え、詩や文章・人形作品などが紹介されていました。
2時間ほど、ゆっくり眺めて出ると、淳一ショップが出店されていて、ポストカード・レターセット・複製画などを求める沢山の客で賑わっていました。
やーやは、記念に「美しく生きる言葉」という本を求めました。
その中の言葉 幸福になる人 を紹介します。
何でも心にピンピンとひびく人。そして実行に移す人。
働くこともおしまない、手紙もよく書く、
愉しい生活のプランも立てる、遊ぶことも上手、
明るい表情を忘れない、こんなまめな人が幸福になる人。
今、改めてスタイル画やファッションを見ても、そんなに古く感じないのは不思議な気持ちです。50~60年前のものですものね。
今日は淳一ワールドに浸った一日でした。