この地に住んで、33年が経とうとしている。昭和40年代に山を切り開いて住宅地となった当地は、子育て世代の家族がどっと移住してきた。
我が家が越してきたときは、まだ小学校など、1年から6年まで合わせて72人という少なさだった。
一挙に、小学校はふくれあがり、中学校も出来て、子育てには環境もまずまずという地であった。
それが、その子供たちが大人になり、親元を巣立って行き最近ではどんどんと、夫婦二人の核家族が増えている。
14軒が1ブロックとなっているご近所のうち、3軒が空き家になっている。二世帯が一緒に住んでおられるのは1軒のみである。
敷地が隣接している北側のお宅は、ご主人が亡くなられて、一人暮らしを経て、現在はグループホームへと居を移された。
更に、そのお隣の一人暮らしの女性は、自宅を売却され医療施設の併設しているマンションへと変わっていかれた。
歯抜けのように空き家となっているのは、防犯上もいいものではない。
そんな我が地域に先月、若夫婦が入居された。新しい方の入居は何年ぶりのことか・・・
唇に微笑みが浮かぶ心持ちのシニア世代の面々です。
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のうぜんかずら、まだ咲いてます
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