心なごみ庭園

ただのにっき(らくがきにっき)

天使よはばたけ

2012-06-26 | おすすめ本

天使よはばたけ

著 / 川津祐介

国土社

1996年11月30日初版発行

 

君がもし自殺を実行したら、おそらくあの意識奔流に、

君は飲み込まれてしまうだろう。

そして長い間、あの無明の闇の「あの恐怖感」を味わい続けることに

なるだろうと思う。

数千年、数万年の間。

それはさけて欲しい。あまりに辛すぎる。

(中略)

「神様、ごめんなさい。どうかどうか、

僕の身体に帰らせてください」

そう祈るしかなかった。

***

からかったり、いじめたりする方にとっては、

ただの面白い「遊び」であっても、

からかわれいじめられる方にとっては、

生きるか死ぬかの問題になってしまう。

そのことを、ぼくはいじめられる側として体験させてもらった。

***

君はいま「自分がいじめにあっているのは、悪いいじめっこに

出会ってしまったから」と思っているのかもしれない。

(中略)

しかし、相手から見れば、イライラさせる君のせいで問題が起こっている。

そう思っているかもしれない。

 

 

本を整理していたら、数年ぶりに出てきました。

この方の体験談と思い(考え)を

色々な形で書かれています。

感じ方、受け止め方は人それぞれと思います。

それぞれに必要(良い)と思う部分(があれば)を

受け取って行けばよいのではないかと思います。

 



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