収穫ゼロの日

震災後のイベントについては、十分に注意をしたほうがよいと、今日痛感した。

というのは今日と明日の二日間、お台場ビッッグサイトであのアウトドアショップ「モンベル」のフレンドフェアーが開催される予定だった。

パンフレットと案内状が郵送されてきたのは震災前。

夫と何か掘り出し物がみつかるかもしれないと、この台風のような風雨の中、わざわざ「ゆりかもめ」に乗り、高い交通費を払って、お台場まででかけた。

国際展示場正門前で下車。殆どの乗客はそれまでに下車、そこで降りたのは3組だけだった。何だか変！静まり返っている。

昨年はとても賑わっていたのに、さすがにこのお天気では出足は悪いわね、誰よりも一番にいい物がゲットできるかも？なんて、まだまだ暢気な二人。

が、どこにもポスターや案内の標識もなく、全くと言っていいほど、人気がない。流石の私たちも、やっぱりこれはおかしい、何かの手違いでは？と思い始めた。

指定された会場近くで　警備員に呼び止められた、

「どちらへ行かれますか？」
「モンベルのフレンドフェアーへ」
「あ～モンベルさんね、中止になりましたよ」
「え～そんな～、ひどいじゃないの～」

モンベル関係者によると、被災地への応援で会場スタッフが足りないとの事。
それなら仕方ないにしても、案内状だけ送りつけておいて、中止になったことは知らせないでそのままなんて・・・・。
いえ、ひょっとしたら、何か郵便物が届いていたのかもしれない。私がうっかり見逃した？

出かける前にネットでチェックしてくればよかった。ブツブツ文句を言いながらも、仕方なく再び「ゆりかもめ」に乗って都心にＵーターン。

 

それから次に訪れたのは　有楽町にある大型電気店　「〇〇〇カメラ」。

25年使い続けたウインドウエアコン。今夏の節電に備えて、買い替えを考えている。

ところが注文してからいろいろ話を聞いていると、ウインドウエアコンは構造上、普通のエアコンと違い、今も昔も節電という点ではあまり消費電力は変らないようだ。
それなら今使用しているウインドエアコン、十分良く冷えるし、何の問題もない。買い換えるなんて勿体ないわ。

買うのや～めた！お店の方には大変申し訳なかったけれど、注文を取り消しにしてもらった。

帰路、銀座でランチでもと思っていたのに、夫とはぐれ、何だか収穫のない1日にイライラし、さっさと一人で家に帰った。

途中、夫から「何処にいる？」メールが入ったが、「私、もう帰るわよ～！」

更には乗り換え駅をこっくりこっくり船をこいでいて乗り越し、別のルートで遠回りをして帰宅。
何だか散々な全く収穫のない空振りの1日だった。

 

今日もご訪問頂き、有難うございます。