一人暮らしの台所事情

2018年4月からストレスによる耳鳴り(頭鳴り)を発症。13年間の降圧剤の服用を止めます。

べっこう飴

2008年11月16日 | 菓子

明け方、雨が降ったようです。
何故いつもお天気のお話になるかと言えば、それは体と密接な関係にあるからです。
起床時、何処と無く頭が重い、耳鳴りがひどい、といった事が起こりやすくなります。
リュウマチや神経痛のご病気をお持ちの方ならよくお分かりかと存じます。
雨や低温、風などの低気圧が近づく度に、いつもより症状が重くなります。
痛かったり気持ちがイライラしたり、体調の優れない季節が今、なんですね。
不定愁訴、更年期障害も関連してきます。

そういう時には、なるべく自分の好きな事に熱中して忘れたいものです。
最近では犬を飼ってから手芸など細かい作業が出来なくなりました。
唯一、お台所には立つ事が出来ましたので、今日は昔懐かしいべっこう飴をご紹介。

子供が小学生だった頃、学校から手作りの飴を持ち帰りました。
なめてみたらすごく美味しかったんです。
早速「先生に作り方、聞いてきてくんない?」と子供に頼み込みました。
小さい頃は何でもよく聞いてくれていたので……助かりました。


  

ザラメ砂糖にほんの少しの上白糖を混ぜました。入れ過ぎるとべたつきます。
最初はザラメ砂糖から始めたほうがよいかもしれません。
黒砂糖、グラニュ糖、三温糖、上白糖などお好みの砂糖を使ってアレンジしても
面白いですよ。
終始、弱火で木ベラを使ってかき回します。最初は、いつまでたっても変化無し!
不安になって「ネェ、水加えないの?」「ウン!」
何か間違っているのかなぁと思いながらも、段々かたまり始め、
蜜の溶け出したような液体が出始めます。


  

蜂蜜状に溶け出したら完成。後は型に入れるだけとなります。
砂糖の配合にもよりますが、ここまで大体45分以上はかかります。
型はお菓子の入った蓋を再利用。縁の高さが1cm位で大きめのものが良い。
薄く延ばして固めるには後々、楽ですので。その際、下には濡れ布巾を敷いておくとよい。
そのまま涼しい所へ2,3日置いておきます。


  

安物のお鍋を使うと取り出した後にピキッ、パキッと音がして面白いですょ。
くっついてはがれない飴はもったいないので水を足して煮詰めて料理に再利用。
頃合いをみて金槌でカ~ンとたたくとこんな感じで出来上がります。
寒い時には手も体もあったまり、1時間はあっというまでした。
美味しくなかったらそのままお料理に使えばいいことですから。
もともとはお砂糖ですからね。
添加物の気になるお母さんとかアレルギー体質のお子さんをお持ちの方には
うれしい素材だと思います。添加物の入っていない物を探し回るのは大変です。
身近な物で作って差し上げると小さなお子様にも安心です。
大きくなるとなかなかそうも行きませんが…。

お姑の「トメ婆さん」にも喜ばれた一品でもあります。
実はお年を召した方にも喜ばれるというおまけ付き。
日頃、お世話になっているお姑さんに 
いかがですか?






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