以前、パルコの志の輔落語で、聴きました。
『大河の一滴』と、これは違うね、、五木寛之だ!
初めて、日本地図をつくった偉人
『伊能忠敬』
香取市の英雄、こんな偉業をなした
忠敬(ちゅうけいさん、と地元の人は、愛をこめて呼びます)が、なぜ
大河ドラマにならないのか??
そんな香取市の役所の皆さんが
大河ドラマ制作にと、奮闘する物語。
この噺を聞いた中井貴一が、ぜひ映画にと、名乗りでたのが始まりとも。
でも、この落語を映画に??って
難しいのでは?
映画になりにくいのでは??と
ひたすら、歩いて、歩いて、天の星を測量して歩く、、ロードムービー???
WOWOWで、放送していたのを、
満を辞して、、本日鑑賞!
さすが、プロですね、脚本も役者さんも、凄いですね。
主人公は、香取市の英雄
『伊能忠敬』では、ありませんでした。
何しろ、冒頭、忠敬さんが死んでるのですから。その後も、回想シーンで出ることもありません。
その死を何とかして隠して、地図の完成に命をかける『伊能隊の名もなき人たち』そんな、シナリオができたのですが、、それでは
香取市の伊能忠敬の大河ドラマではないと、大河ドラマにならないと。
計画は、頓挫!
中井貴一さんの役は、幕府の天文のお役人、、高橋と言う名前から、
多分、伊能忠敬が50にして弟子入りした、天文学の先生のご子息かな?
素晴らしい映画に、できました。
たった一人で高座で、聴くものの頭の中で、作り上げる世界を、よく
実写で、できたと、感心しました。
もちろん、泣けました。