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真の動物福祉牧場を目指して

もう1つの戦線

 ここで一旦ウイグルでの戦線を離れて、久しぶりに聖山カイラスを起点とした「もう1つの戦線」に物語の軸を移します。

 近未来のカイラスは「4つの宗教の聖山」として発展し、チベット人の仏教徒とボン教徒の他にも、インド人のヒンドゥー教徒とジャイナ教徒、それにイスラームの巡礼や先進国のスピリチュアルな人々も多く参じていました。

 この流れに乗って戦略的に開催された「トゥルク(活仏)転生祝賀平和行進」には、世界中の旅好きな仏教徒が参加を希望し、彼等はインドのラダックからカイラスへの道をSFF(チベット特殊部隊)が切り拓いたルートに乗って「チベット潜入」を果たし、このルート運営には台湾と日本の仏教界を始めとして、バチカンやエルサレムからも多くの資金援助が届くとしました。

 これは明白な国際社会による党(ドン)への挑戦であり、バチカンはキリスト教世界の中心となり、エルサレムも平和が訪れてイスラーム世界の中心になるので、ドンは世界中の宗教勢力を敵に回すコトとなります。
 
 ドンは今国内の革命騒ぎにてんてこ舞いで、とても外国とコトを構える余裕は無いのですが、ラダック-カイラスのルートを封鎖するタメにはインド軍との衝突をも辞さない姿勢を見せます。

 インド軍は建前としてはSFFと分離しましたが、もちろん戦略的な共闘は続けており、インド人ほど今回の「中国女性革命」を熱烈にサポートしている民衆はいないので、ポピュリズム(人気主義)政党の多くは「チベット平和行進」に巡礼団を派遣してチベット独立を支援します。

 日本と台湾も数多くの巡礼団をチベット平和行進に派遣し、中国国内からも100万人余りの長征別働隊がラサ-カイラス間の平和行進に反対方向から参列します。

 こうして、もう1世紀以上もの間ずっとチベット高原に流されて来た民族の血を清める戦いは、多くの流れを集めていよいよ決着の時を迎えようとします。

 
 
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