真の動物福祉牧場を目指して

83. タンパク質は安心か?

最近コンビニではよく、「タンパク質25g」などと大書された食品を見かけます。
これはしかし、「タンパク質は体に良い」というイメージが先行しすぎている気がします。
これはちょっと長いコラムですが、専門家による分かり易い文章で為になります。
しかし「慢性腎臓病」がこんなに増えているとは知りませんでした。 原因はタンパク質の他に酒と塩化ナトリウム(食塩)の過剰もあるみたいですが、やはり一番の原因はタンパク質の様です。

タンパク質の危険性は他にも、今年増加しているアレルギーの問題があります。
異物であるタンパク質を免疫細胞が攻撃しないのは、「免疫寛容」というシステムが働いているからで、その狂いがアレルギーを発症させるみたいです。

更にもっと大きい問題として、ヒトが上手く分解できないレクチンやカゼインといった有害タンパク質が存在します。(食生活の変化に進化が追い付いてない)
この「食のパラドックス」の文章は実に鮮やかで、アメリカの科学読本の文学的レベルの高さは注目に値します。

今回は重たいコラムを3つ載せましたので、ここまでとして置きます。
このどれか1つでも読まれた方はきっと、安心してタンパク質強化食品を食べられなくなるかと思います。

しかしご安心下さい、微生物の力で発酵させればタンパク質はアミノ酸に分解されるので、大豆でも牛乳でも安心して食べられる様になります。
アミノ酸は次々とその機能性が解き明かされて来ている、今アツい栄養素です。
その一例として、光合成細菌が代謝するALAを今一度紹介して締めさせて貰います。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る