透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ

むらさきとんぼの羽ばたきは聞こえない

プラトンは少年の頃,詩人になりたいと考えていました。

2019年11月20日 | 雨音があまりにも大きいので


しかし,ソクラテスを知るに及んで,書きためていたすべての戯曲や詩編を焼き捨て,その全生活をひたすら哲学にすなわち真理と価値の学的認識に捧げることになったといいます。
プラトンがかつてあこがれていた詩人サッフォー。それが彼女です。彼女にはいろいろな伝説があります。たくさんの悪い噂も誹謗中傷も・・サッフォーは伝説の詩人です。
この像はサッフォーの像です。私も大好きな伝説上の人物です。むかしむかしのお話です。


しゃべくり007を見た。ただただ流していただけれども。

2019年11月18日 | 雨音があまりにも大きいので


弟が来た。たいした話なんかないのだけれど。心配してときどき様子を見に来てくれる,やさしいヤツだ。
たいした話なんかないので,間が保てなくて,沈黙に耐えられなくて,テレビをつけたのだ。なんだか切ない。かれらは一生懸命におどけてみせて,いつのまにか彼も復帰していて・・一生懸命さが切ない。このことに,たいした意味はないのだけれど。
弟と話すのは苦手だ。彼は真面目なヤツだから・・だ。彼にかぎらず,人と話すことが苦手なのだ。


喉元過ぎれば熱さを忘れて

2019年11月04日 | 最近少し風景が変わって見える気がする


あれは3つ前の日曜日だったのだ。彼の勤め先はまさに千曲川決壊のあの場所にあり,後の整理はまだできていないという。
奥さんが観光案内してくれたいくつかの場所は,車で見せてくれた様々な風景が,俯瞰からの絵で水の中に沈んでいた。
千曲川は美しい川だ。あの町を走れば何度も橋をわたるから,川横の堤を何度も走ったことがあるから・・・あんな情景にことばもない。忘れがたい景色だ。
様々な地域に生息している仲間たちだから。誰かは異常気象の災害に遭遇している。

季候がよくなって,天気がよくて気分がよくて,脳天気だから,すぐに忘れてしまう。私はすぐに忘れてしまう。