透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ

むらさきとんぼの羽ばたきは聞こえない

涼しいです。寒いくらいの朝です。

2020年09月16日 | うつせみの


お彼岸ですね。月日の経つのは本当に速いです。
小学生の頃は,校区内にしか友達はいませんでした。大きな道路の向こうは別の世界だったのです。いつのまにかたくさんの友人ができました。日本中に,多くはありませんがヨーロッパにもアメリカにも世界中に,お友達ができました。よい季候になったら,外に出なければ・・・なんて思います。
秋は美味しいお土産がいっぱいです。秋も・・です。ありがとう。

雨が降っています

2006年05月16日 | うつせみの
まだ梅雨ではないのでしょうけれども
雨が降っています。

昨夜から
降り続いた雨は

木々を元気づけています。

君は今何をしているのですか。

元気ですか?

貴女にあって何を言えばいいのかなんて解りません。
貴女の顔を見てどんな顔をしていいのかも解りません。

ただ
貴女と同じ場所にいたいと
ちょっと同席していたいと
思うのです。

梅雨には
貴女のことを思います。
梅雨にも
貴女のことを思います。

暖かい一日でした

2006年03月13日 | うつせみの
雨が降っていました。ときどき風も走っていました。
それでもあたたかい一日でした。
食事のとき以外は家を出ず。家にこもっていました。

カミュの手帳を取り出してきてパラパラとページをめくって適当なところから読みます。
日記として書かれたノートですからどこから読んでも楽しいのです。
関連する記事に出会ったら何日分か戻ります。

カミュは作品自体も読めるのですが。日記の文章も捨てがたい。

雨の日は音楽もかけずに本を読むのに適しています。

君を捜すために

2006年01月28日 | うつせみの
この季節になるといつも思い出す風景がある。

君は少し緊張して疲れた顔で、小さな声で「さよなら」と言った。けれどそれはいつもと同じのいつものあいさつ…だったはずだった。
けれどもあれから一度も君に会ってはいない。賢い大人達の賢明な判断で、僕たちはふたたび会うことを許されない。

それでもはじめはお互いがどこにいて、今何をしているかをちゃんと把握していた。
解っていても会わない方がよかったに違いない。けれどもいつか僕らは近くに存在しないことが普通になり、いつのまにか消息を失った。


風のうわさは…風のうわさでしかない。風はそれを知ってはいても、ちゃんとした言葉で伝えてはくれないから。

僕は今このインターネットの海に向けてビンにつめたメッセージを送ろうと思う。いつか遠い日、君の元に届くように。いくつもいくつもメッセージを流そう。それが君の手に届けられるまで。

君を捜し出すために。自分を捜し出すために。
いつの日か普通の顔して会えるように。