透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ

むらさきとんぼの羽ばたきは聞こえない

雨が降っています。

2020年01月25日 | 雨音があまりにも大きいので


ときどき音をたてて窓をたたきます。
もう少し,ほんの少しだけ気温が下がれば,雪になるのでしょうけれど。
このまちでは,これでは雪にはなりません。

光文社文庫の新しい訳を私はあまり好きになれません。
「失われた時を求めて」のはなしです。
プルーストのはなしです。コンブレーのはなしです。

夕べ,テレビがこの冬は暖冬ですと言っていた。

2020年01月14日 | 最近少し風景が変わって見える気がする


なのに私は寒くて寒くてしかたない。
鹿児島でコートやジャンバーを着ることなんてひと冬にそう何回もあるものじゃない。そう思っていた。感じていた。
なのにこの冬はコートなしで外出なんてできない。そう思っている。感じている。
誰がなんと言おうと私は寒いのである。

ほぼ貸し切りの病院で

2020年01月06日 | すこし遠くにでかけた。すこし旅をした。あたらしい景色をみた。


病気自慢なんて好きではないし,そう思っていたのに。最近の私は立派な病気自慢だ。これはこれでおもしろくはない。
私の執刀医は,ちょっとバンカラ風の汚いお調子者だ。手術室の優秀な技師さんや看護師さんたちをからかって全く相手にされていないことにも気付いていないいいオトコだ。
麻酔のトップ,凜々しい女医さんの「大丈夫です,彼は腕は悪くありません」との真顔の冗談を聴いたあたりから記憶はない。

結局,暮れの25日から今日まで,私にはクリスマスもお正月もなかったなあ・・
これが去年の暮れからのできごとだ。よい年にしたい。