透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ

むらさきとんぼの羽ばたきは聞こえない

スマホの普及率がものすごいことに今更ながら気付いた。

2017年11月20日 | 雨音があまりにも大きいので
電車の座席向こう側に8人、こちら側私も含めて8人。そのうちスマホに触っていないのは私ひとり。同様に向こう側の左隣の8人の中にはひとりだけ文庫を読んでいる女子高生がいたけれど。私の正面の3人はおしゃれをきめこんでいるともりらしいケバイおばさんたち一様に髪がながく、首回りにいろいろなものをぶら下げ、おおきなバッグと太い足。しゃべりながらさかんに画面をいじっている。叫んだり笑ったり。見苦しいのはその姿形だけじゃない。おおさわぎの末、彼女らがおりた後にその席にすわった女の子のひとりがキレイだった。彼女もスマホを触っていたけれど、これは許せるのだ。結局、私が許せないのは顔なのかなあ、などと思った。
ともかくスマホの普及率はものすごい。依存のしかたが尋常ではない。いったい何をやってるのだろう、みんな。訊ねてみたいけれど私の知人で人前で電話とメール以外をやっている者がいないのだ。