1980年代後半のパソコン事情は、一家に一台どころか一部のマニアが所持している程度の普及率で、学校のクラスの中で4,5人が持っていたぐらいでした。当然スペックも今の物と比べてはならないレベルの性能差です。なんせ16色、良くて512色程度しか使用できず、そのくせ値段は数十万円。ROMやRAMの容量にギガ、テラなんて単位も使われるわけが無く、キロ、メガが関の山でした。データ保存はカセットテープ。初めてフロッピーディスクを使ったときは、あまりのセーブ、ロード時間の速さに驚いたものでした。
そしてこの頃、そこそこの性能で値段も比較的低価格で、ソフトもハードも多数のメーカーが参画していたPC規格がありました。それが
MSXでした。
この当時コンピュータ、ゲームプログラミングに興味をもった子供たちの強い味方、そして私もその子供の一人でした。
初めて買ってもらったパソコンが、超有名な格安MSX2の
FS-A1(パナソニック)
それから2年後、フロッピーディスクドライブ付きMSX2+の
HB-F1XDJ(ソニー)
に乗り換えました。
A1は多分、この当時の初購入パソコン四天王に含まれるんじゃないですかね。週刊少年ジャンプやマガジンやサンデーに広告が載っていたり、特集記事が組まれていたり、イメージキャラクターのアシュギーネの漫画が連載されていた覚えがあります。
性能もこの当時ではかなりコストパフォーマンスも良く(29800円、消費税導入前)あとはフロッピーディスクドライブがあれば申し分ないですが、それがないからこその低価格路線でした。
そういえば、日曜の朝、ニチアサといえばこの頃のPCキッズは
パソコンサンデー(テレビ東京 日曜あさ9:30~10:00)
を見ていたと思います。
私が見始めたころは、三波豊和さん、白石まるみさんが司会の「豊和、まるみのパソコンサンデー」。途中から小倉智昭さんが司会で、PC専門家として高橋雄一さん、そしてPCキッズの憧れの山下章さんが出演していました。
まあ、この番組はシャープの提供だったので、基本はMZやX1、そしてPCゲームキッズ憧れのX68000の特集が多く、MSXが取り上げられたことはないと思います。
日曜の朝と言えば、9:20ぐらいにテレビを12chに変えてゴルフ番組の終わりを見届けたら、9:30から待ってましたのパソコンサンデー開始、そして10:00から8chに変えての増刊号、がお決まりのパターンでした。
…いかん、思い出したら目から水が…