清塚信也さん

今日が２９才のお誕生日という

ピアニスト清塚信也さんのコンサートに

母と一緒に行ってきました。



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　　　　　　　　この方が清塚信也さん


ドラマのだめカンタービレで玉木宏さんが演じた

千秋 真一のピアノ演奏の吹き替えをしたことでも有名ですよね。

東方神起ファンの方にとっては、先日の僕らの音楽で

ユノ＆チャンミンが歌った夏の終わりのハーモニーで

ピアノを弾いていた方というと、おわかりになるかも。


今日のコンサート。とっ～～～～ても良かったです。

演奏半分、ＭＣ半分の構成

ということは～

そうトークが上手なんです。

今日は１部でショパン、２部でリストとガーシュンを演奏されましたが

作曲家や曲の解説など、若者言葉も織り交ぜて笑いをとりながら

軽快に話されるのですよ。

口調は長井秀和風（もっと似ている人がいるんだけど思い出せない）

でも声がソフトなので優しい雰囲気なの。

リストのことをチャラ男って言ってました。ウケたぁ～。

ご自身が大好きというショパンの舟歌の最初の音

演奏記号のフォルテについての解説は

わかりやすくて、大きく納得してしまいました。

「このフォルテというのは音の“大きさ”ではなく

作曲家の気持ちを感じた“深さ”を表現しなければならない。

それは、電子ピアノでは決して出すことの出来ない音

アコースティックピアノだからこそ出来る音の表現なんです。」

とおっしゃっていました。

映画やドラマの演奏吹き替えの裏話や

大河ドラマ龍馬伝のエンディングテーマ収録時のエピソードなど

ホント楽しいお話が満載でしたよ。


演奏はショパンの“ノクターン”やリストの“愛の夢”などは

本当にロマンティックでした。優しくてメルティな音～。

その他に“英雄ポロネーズ”、“ラ・カンパネラ”等々

有名な曲を小気味好く演奏されてました。

“ラプソディ・イン・ブルー”やアンコールの

“ディズニーからクラシックまで様々なジャンルのメドレー”での

まるで早送りしているかのような指の動きは圧巻でしたよ～。

それと演奏の最後、ペダルを離すタイミングがとても気持ちよくて

ニヤニヤしてしまいました。

（自作の「祈り」という曲で、ペダルをまだ踏んでいて音が薄く
　
　綺麗に伸びているのに拍手をした人に、私、ムッとしちゃった。）


ステージでの清塚さんったら素敵なイデタチで。

シャンタンぽいグレーのジャケットにピンクのポケットチーフ。

カッコ良かったのが靴ですよ。靴

ライトに照らされて、品良く光るシャイニングシューズ。ウフッ。

やっぱりビジュアルも大切だな～って感じました。

それにしても、天は二物も三物も与えちゃうことあるんですね。

羨ましいぃ～～～。


コンサートの来場記念に、私と母と１枚づつＣＤを購入しました。

清塚さんがサインをして下さる特典付きでしたよ。



　　　　

母ったら～

「私、８３才なのです。本当に楽しいコンサートで

　良い冥土の土産が出来ました。」なんて言っちゃって。

清塚さんは「いやいや、まだまだお若いですよ。」って

笑顔で握手してくださいました。

私も勿論握手をしていただきましたよん。

真っ白で男性としては小さくて柔らかな繊細な手で。

指なんて私と同じ位の太さだった気がするぅ。


クラシック一筋っていうのもイケてますが

彼のように、色々なジャンルに挑戦したり、コラボしたりして

音楽の裾野を広げて下さる方がいるって、素敵ですよね。

２０１１ ＦＮＳ歌謡祭にも出演が決定しているそうですよ。

どんな演奏をされるんでしょうか。

楽しみで～～～～す。