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YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

ヨウシュヤマゴボウだった!

2020年08月23日 20時12分59秒 | Weblog
ちょっと前、ウチの狭小庭の片隅に生えてたこの草。外見がシュッとカッコイイけど、9割以上の確率で「雑草」だと思うのよね。でも、この庭には今までに園芸店で購入したが枯れてしまったお花が多数あり、もしやそのこぼれ種が芽生えた可能性もあると思い、鉢上げしました。

なかなか様になってるでしょ!雑草には見えない貫禄。

それがすくすく成長し、今はこんな感じ。

先端にツボミがついてます。

ツボミにズームイン!


どんな花が咲くのかな、ウキウキ(っていうか、これはもう花?)

この植物をググってみると「ヨウシュヤマゴボウ」って出てきた。

<ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)>


・ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属。別名アメリカヤマゴボウ。
・北アメリカ原産で、日本では明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物。
・高さは2m前後に達する。
・茎は無毛で赤く、根は太く長い。葉は大きく、秋になると紅葉する。
・6~9月に白色ないし薄紅色の花からなる花穂を枝先に付け、夏季に扁平な果実を付けた後、初秋に黒く熟す。
・熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。
・この果汁は強い染料で、衣服や皮膚に付くとなかなか落ちない。

ふーん、そうなのね~。背丈は2mにもなるそうですが、私はメッチャ小さな鉢に植えてるんですけどぉ~。どうなるんだろ?
そして、これ、なんと毒を持ってるのよ~!確かに熟したら毒々しい色してるけど。

●毒性
・全体に毒があり、果実も有毒である。
・毒性は、根>葉>果実の順だが、果実中の種子は毒性が高い。
・ブルーベリーと間違って果実を誤食する事故もあり、注意が必要。
・誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣意識障害が生じ、最悪の場合には呼吸障害心臓麻痺を引き起こして死に至る。
      文章のみ出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

えぇ、けっこう怖い植物やん!なんでもどこかのお母さんがこれをジュースにして子供に与えたら死んでしまったことがあるんだって。誰も悪くないけど、つらい事件よね。

ちなみに、信州名物「山ごぼうのお漬物」がいろんなところで市販されてて、すぐ買えます。「毒性植物なのに????」とびっくりしますが、それは「モリアザミ」の根やゴボウの細い根を漬けたもので、全くの別物。安心してね。同じ名前でややこしいわね。

さて、ウチのヨウシュヤマゴボウ、どうしよう。犬猫がいるから即処分?それとも彼らが触れないところに隔離して毒々しく熟すまで鑑賞しようか?