年末です。やっぱり第九を聴いて 元気もらっちゃいました。
【 新日本フィルハーモニー交響楽団 2008年『第九』特別演奏会 】
12月23日(火) 15:00~16:45
すみだトリフォニーホール(東京都墨田区錦糸町)大ホール
http://www.triphony.com/index.php
1.ミヒャエル・ハイドン クリスマスのパストレッロ op.91 10分
(休憩15分)
2.ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 op.125 「合唱付き」 75分
指揮:広上淳一
ソプラノ:釜洞祐子、アルト:重松みか、テノール:市原多朗、バリトン:河野克典
合唱:栗友会合唱団、合唱指揮:栗山文昭、コンサートマスター:西江辰郎
新日本フィルハーモニー交響楽団
S席(1階)での鑑賞
バーでコーヒーを飲んで開演を待っていましたが、まだまだ時間があるので歩き回りました。いろいろな場所に風変わりなオブジェや展示品があり目を楽しませてくれます。
ステージ奥にパイプオルガンがドーンとそびえています。1階席最後部の席からは少し見下ろす感じです。このホールの雰囲気は言葉にできないけど最高に大好きです。
15時定刻通り始まりました。1曲目は有名なヨーゼフ・ハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドンが242年前の今日(12月23日)に作曲されたものです。曲名通りクリスマス風の明るい曲でしたが、初めて聴いた(他の方もそうだったのでしょう)ため演奏終了して暫くしてから拍手があがりました。
さぁ第九だと思いきや、、、「ここで15分間の休憩を致します」、ありゃりゃ。たった10分で休憩ってことで多くの方に笑いが起きていました。楽器編成、規模が全く違うし合唱団も入場するしでしかたありません。(1曲目もう少し長い曲でも良かったんでは)
第九が始まりちょっと緊張気味に聴きました。ステージまでの距離以上に音が遠くに聞こえるのは何故だろう?自分の耳がおかしい?でも、生のオーケストラの音って感動もんです。ちょっと音はずしたねって箇所も二三ありましたが、浅田真央ちゃんだって3回転が1回転になったり転倒することがあるわけだし気にしませんよ。私の聴きなじんだ演奏と違う響かせ方もありました。広上さんの指揮も表情豊かで楽しかったです。
重要なパート、ティンパニーすばらしかったです。第4楽章のコントラバス7人の低音が重厚で良かったです。そして何といっても合唱が始まると熱くなりました。100回近く第九を聴いているけどやっぱりいいですね。いつか合唱団で歌ってみたいものです。
第3楽章は小中学校の卒業式を思い出します。全卒業生が壇上で卒業証書を授与される間ずっと流れていました。ゆったりとしたメロディーが温かく明るい未来を想像させました。
新日本フィルは http://www.njp.or.jp/njp/index.html
小沢征爾(指揮者)のもとで1972年に創立。1997年すみだトリフォニーホールをフランチャイズとして活動。私は墨田区出身、しかも30年前小沢征爾&新日本フィルの演奏を無料で楽しませてもらってからひいきにしています。ニッポン放送『新日鐵コンサート』公開録音に応募し見させてもらったのですが、その番組も何年か前に終了したようで寂しく思います。
新日本フィルの桂冠名誉指揮者:小沢征爾、音楽監督:久石譲
『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』音楽も新日本フィルが担当したそうです。
アンコールはなく賞味1時間25分で終わってしまいました。もう少し聴かせて欲しかった、浸りたかったなぁ。
(プッチーニ生誕150年)今日はBSでプッチーニのオペラが放送されていました。トゥーランドット(誰も寝てはならぬ)も良かったですし、来年はオペラを観に行きたいと思います。どなたか興味ある方いませんか?