フィリピン記録的豪雨遭遇！（トイレットピンチのまき）

2009/9/26-27 philippines manila -angeles

朝９時ごろ起床。昨日同様にホテルでいまいちの朝食。
アンヘレス行きのバスに乗るために、１１時にチェックアウト。

！！！外のあまりの大雨にびっくり！！
水かさが膝上まである。
真っ黒い泥水に一瞬怯むが、今日中にどうしてもマニラ→アンヘレスのバスに乗りたかった。
すぐ止むだろう・・と祈る気持ちで泥水の中、重いバックパックを背負って一歩踏み出す。
足元がまったく見えなく、横なぶりの雨にかなり動揺。彼が『今日マニラでもう一泊するか？』と苦笑いで言ってくる。
思わず賛成しそうになるが、その矢先に地元の傘売りのおじさんおばさんが私たちに手を差し伸べる。
『どこまで行くのか？私たちが手を引き案内する』と。
手を引かれるがままバス停へ。（２０ペソのチップ払う。）
そしてなんとか無事バス停へ到着。


衣服はずぶぬれ。
でもマニラ→アンヘレスはバスで約２時間。
その間に雨が止んでくれるといいな～。11時半マニラ発。

幸運にもバスはがら空きだった。
2/3以上空席があったので２人で荷物置き場込みで６席ぐらい陣取った。
車中で着替えを済ませ、ほっと一息。
窓から街を眺める。
その大洪水ぶりに改めて驚いた。
小さなお店にギュウギュウで雨宿りする人々、倒れている看板、
半分くらいまで水につかっている車があちこちに。
懸命に車のボンネットを開けて、故障を直している人もたくさん。
そして何も知らずに、無邪気におおはしゃぎする子供たちも（笑）。
とにかくびっくりするほどに町は混乱していた。

そんな混乱のためか渋滞でバスがいっこうに進まない。
大げさではなく、１時間で数メートルくらいしか動かない。
一体アンヘレスにはいつつくのか・・・　不安がよぎる。

それより何より１番の心配はトイレ～ット！！！
海外旅行中いつも、長時間の移動の前はなるべく水分は取らないように心がけてるが
今回は２時間のバストリップのつもりだったので、気軽に朝ジュースやコーヒーをがぶ飲みしちまった～＞＜＞＜
なるべく車中では水分をとらないよう心がけたが、
４時間後　早くもピーーーンチ！！到来！！
こんな渋滞のなか、どうしよう・・・と不安でいっぱいになりながら、意を決してガイドさんに
トイレに行きたいと申し出た！！！
やさしいガイドさんは一緒にバスを降りてくれて、数十メートル先のガソリンスタンドまでトイレに一緒に行ってくれた。
もちろん大雨の中。。。（またまた服ずぶぬれ。）
そしてトイレはお約束の大混雑。

そんな感じで何度か訪れたトイレピンチを切り抜けたはいいが、結局１９時間バスに缶詰！！
２時間のところが１９時間！！おそろし・・。着いたのは朝の６時ごろ。あーー　ぢがれだー

★女性のトイレ問題は海外放浪中の永遠の課題になるな～。
男性がうらやましい・・・・★

疲労困憊の２人はそのままバス停前のホテルにチェックイン。
ホテル前の喫茶店で朝食。
そのまま　ホテルで昼過ぎまで死んだように眠る。

お昼過ぎにまたホテル前の喫茶店へ。
メールチェック。
妹から『生きてる？即連絡して！』と生存確認メールが。
そこで初めて『フィリピンで４０年ぶりの大雨、死者が５０名ほど！』のニュースを知る。家族は相当心配したらしい。（ごめんね＞＜）
それにしてもすごいバットタイミング！！と驚愕する。

その後、無事にアンヘレスに・・・