今は便利な世の中になり、どんなモノかも良く分からず買ってしまうことが多いのではないでしょうか。最近では手口が巧妙になり(良い部分のみを誇張する)宣伝が多く見られます。騙されない手口としては。。。例えば野菜の場合。
1、無農薬、無化学肥料 のものを探す
2、タネがF1でなく、固定種、在来種のタネで毎年自家採種している農家さんを探す。
3、無肥料栽培で作っている農家さんを探す。
4、できれば不耕起栽培を行なっている農家さんを探す。
ここまで来るとほとんど居ません(笑)
簡単に申し上げると、スーパーや一般の八百屋さんでは(ほぼ)買えません。道の駅も結構危ないです。
何故かというと日本には細かな表示義務がなく、前にも書いた通り「JAS認定」「有機」「オーガニック」は上記の4点を網羅していません。
それぞれの農家さんの事情もあるかとは思いますが、今の世の中はどんな行為でもいかに手間を省くかという時代に入ってしまいました。でも実際は楽をするということは何かに依存することであり、(余計な農薬や種の)仕入れが増えるのです。自分でできることは自分でする、本当の意味で続く仕事、残したい仕事をするという信念でやっている農家さんも少ないけど居ます。
今までは埼玉の農家さんと契約して週に一度送ってもらっていましたが、いろいろな本を読み自分でも勉強した結果、さらに素晴らしい農家さんに巡り会うことができました。次の契約時には更新せず他の農家さんから送ってもらう事にしました。
結局は購買活動は選挙と同じで真面目にやっている農家さんを応援する事が次世代につながり真の意味での健康を取り戻すことになるのだと思います。部分的に上記の4点を満たしている農家さんはそれぞれの事情があるとはいえ偽善者であり(善悪が)分かり難くなっている意味ではより罪深いのだと思います。