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365 photo diary

写真って、その瞬間の想いを伝えるもの。
見返したときに撮った瞬間が蘇るような、そんな写真を撮っていきたい

写真撮影の思わぬ効用

2010-09-09 00:00:37 | ニュース
利己的であれ・・・?」に引き続き、本日も「 WIRED VISION」からのニュースです。

都会に住んでいると自然に触れる機会が必然的に少なくなってしまいます。
と思いがちですが、その都会の中にも、探してみると意外と自然があったりします。
分かりやすいところでいえば公園や植物園などで、
季節の花が咲いていたり、緑も豊かなので写真撮影にはぴったりです。
また、少し都心から離れて1~2時間車で遠出すれば、山や渓流にも辿り付けます。

加えて、よく見てみると、まるっきり都心であっても道端に咲いている花や
住宅の庭に植えられている花や植物が意外と多いことに気づかされます。

このように、写真撮影をするようになってからというものの
普段何気なく歩いている道にも新しい発見が付きまといますし、
季節の風情を求めて様々なところに出かけるようになるため
必然的に自然に触れる機会が多くなりました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。
この「自然に触れる」という行動が、実は人間にとって大きなメリットになっているようです!

「自然な景観」が人に与える影響

この記事によると、以下のような事実が実験により確かめられたようです。
少し長いですが引用させていただきます。

Peter Kahn氏はまず、一連の数学テストをやらせて被験者にストレスを与えた。続いて、樹木が生えた芝生を見渡せる窓の前で過ごすグループと、芝生をリアルタイムで表示する大型プラズマテレビの画面の前で過ごすグループ、殺風景な壁の前で過ごすグループに分けた。
心拍数の低下によってストレス度を測定したところ、予想通り、窓の前で過ごした被験者は、ストレス度が最も速く低下した。また、被験者が窓から外を眺めたり、プラズマテレビの画面を見たりしていた時間は、殺風景な壁を眺めていた時間よりもはるかに長かった。
しかし、研究者たちは意外な結果も得た。「驚いたことに、殺風景な壁とプラズマテレビの画面では、ストレス度の低下の面で差がなかった」と、[ワシントン大学で博士号取得を目指す]JolinaRuckert氏は述べている。自然空間を見ることは実際にストレスを低減させるが、自然のデジタルな複製は、退屈な壁と同程度の影響しか持たなかったのだ。


なんと、自然に触れるだけでストレスから解放される効果があるようです!
また、その「自然」は実物を目で見る必要があり、
ディスプレイなどで表示された「仮想の自然」ではあまり効果がないようです。

よくオフィスに緑を沢山置いている会社がありますが、
それも、もしかしたらストレス低減による作業効率の向上を狙ったものなのかもしれません。
(青山フラワーのオフィスなんて、まさに植物園並の緑の量ですね!)

確かに殺風景なオフィスよりも緑豊かで様々なオブジェクトのあるオフィスの方が
クリエイティブな感じもしますし、働く意欲も湧きそうな気がします。

写真撮影は単なる趣味であると同時に、
実は、科学的にも有意義な息抜きになっていたんですね!
やったー!

ストレスが溜まりがちな方は、
時間を見つけて近くの公園などの自然豊富な場所を散歩してみると
もしかしたら少しはストレス解消に効果があるかもしれません^^






利己的であれ・・・?

2010-09-07 00:00:01 | ニュース
利己主義・・・社会や他人のことを考えず、自分の利益や快楽だけを追求する考え方。また、他人の迷惑を考えずわがまま勝手に振る舞うやり方。

に対し、

利他主義・・・利己主義に対して、他人の幸福や利益を図ることをまず第一とする考え方。

(どちらも「 コトバンク」より)

一般的には利己的な人は嫌われ、利他的な行動が求められているような気がします。
皆さん自身はどうでしょうか?
もしくは、皆さんの周りにいる人はどういう人が多いでしょうか?

これに関し、とても面白い実験結果があったので紹介したいと思います。

「利他的な人」は嫌われる:実験結果


この中から、特に興味深かった部分を引用してみたいと思います。

ゲームが終了した時点で、参加者たちは、どのプレイヤーと再びゲームをしたいかを尋ねられた。ほとんどの参加者は、欲張りのプレイヤーとは一緒にプレイしたくないと答えた。これは予想どおりだった。予想されていなかったことは、参加者のうち多数派が、非利己的なプレイヤーとプレイしたくないと答えたことだ。その理由は、「あの人のせいで自分が悪く見える」とか、あの人はルール違反をしているというものだった。利己的でないプレイヤーに、何か裏の目的があると疑う参加者もいた。


このように、人は「利己的な人」も嫌いだし、逆の「利他的な人」もやっぱり嫌い・・・

という実験結果になったようです。

純粋に利他的な行動を取る人が周りに少なすぎるからでしょうか。
社会の荒波に揉まれすぎたからでしょうか。
警戒心やむやみに人を信じることが危うい社会であることは間違いありませんが、
かといって素直に人の行動を受け取れないというのもちょびっと寂しい気もします。

少なくとも私自身は利己的であろうが利他的であろうが、
「裏の目的」というのを行動の動機にはしないように生きていきたいな、と思います。





バンクーバーオリンピック閉会

2010-03-02 00:00:27 | ニュース
ついに昨日、バンクーバーオリンピックの閉会式が行われました。
日本の旗手を務めたのはフィギュアスケート銀メダルの浅田真央選手です。

深澤裕から始まるビジネス革命-浅田真央
(asahi.comより転載: http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201003010129.html

今回の冬季オリンピックは、
オリンピック史上最多の82カ国・地域から約2,600人の選手が参加し、
7競技、史上最多の86種目で競われました。

実際、ほとんどライブ中継では見れませんでしたが、
ニュースなどではちょくちょく見て一喜一憂していました。

今回のバンクーバーオリンピックでのメダル獲得者は以下の7人です!

<銀メダル>
浅田真央選手: フィギュアスケート女子シングル
長島圭一郎選手: スピードスケート男子500メートル
小平奈緒選手、穂積雅子選手、田畑真紀選手
 : スピードスケート女子団体追い抜き

<銅メダル>
高橋大輔選手: フィギュアスケート男子シングル
加藤条治選手: スピードスケート男子500メートル

7人の方、本当におめでとうございます!!
真剣勝負の末の栄冠、本当に素晴らしいし、
見ている方まで元気になってしまいますね。

また、毎回オリンピックといえば実況アナウンサーの名セリフが生まれますが、
今回個人的に最も印象的だったのは、
高橋大輔選手のフリーでの演技が終わった際の実況です。

全ての道はここ、バンクーバーへと通じていた!

フリーで使われた「道」という曲にかけたのでしょう。
この時の実況はフジテレビアナウンサーの西岡孝洋さんでした。


ちなみにこのブログでも先日(2月27日)、
スケートはスポーツか?芸術か?
という記事を書きましたが、
この日のアクセスは私のブログ史上でも圧倒的でした!

深澤裕から始まるビジネス革命-アクセス解析

普段500PV前後のアクセスが、
いきなり2400超えです!

それだけオリンピックネタに皆さん関心があるということでしょうか。





スケートはスポーツか?芸術か?

2010-02-27 00:00:09 | ニュース
26日、女子フィギュアスケートのフリー演技が終わり、
日本の浅田真央選手が、韓国のキムヨナ選手に
23.06点という大差をつけられたものの、見事銀メダルを取りました!

男子フィギュアスケートでも、
日本の高橋大輔選手が
日本男子フィギュアでは初の銅メダルを取りました!

日本にとっては素晴らしいニュースでしたが、
一方で良くも悪くも今回のフィギュアスケートでは
男子も女子もかなり問題点が指摘された大会ともいえそうです。

男子では銀メダルのプルシェンコ選手が、
以下のように不満を述べています。

4回転ジャンプができない選手が五輪の王者になることができるのか。これはフィギュアスケートではなく、氷上ダンスだ

女子フィギュアスケートのSPでも、
トリプルアクセルを決めつつ他もほぼ完ぺきにこなした浅田選手と比べ、
キムヨナ選手の演技も素晴らしかったのは認めつつ、
得点差が付き過ぎではないか、という疑問が様々な方面で語られています。

実際、浅田真央選手とキムヨナ選手の演技を比較した記事もありました。
真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?byキャンデロロ
キムヨナ選手の「世界最高得点」の意味を考える
浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・

これらの記事では、二人のジャンプの比較に止まらず、
他の演技に関しても画像や動画付きで比較しています。

私自身フィギュアスケートにあまり詳しくなく、
専門的な採点方法などは全く分かりませんが、
それでも違和感を覚えるのは、
冬季五輪全体にも共通しているのですが、
演技点」などの主観的な要素が大きすぎる採点方式です。

一方の夏季オリンピックでは演技点というよりもどちらかといえば
肉体と技術の限界への挑戦」というコンセプトが見えやすいと思うし、
テレビを見ている私たちにとっても順位が分かりやすいです。

この記事は空くまで、上記の記事で述べられているような
裏側のどろどろした部分を弾劾したい訳でもなく、
審判の不正があったことを怒りたい訳でもなく、
もちろん選手に対する不満を述べたい訳でもありません。

これを機に、フィギュアスケートという種目自体の方向性を定め、
そのルールの根本的な見直しを考えるべきではないのか、
という個人的な思いを書いています。
その方が見ていた分かりやすいし、何より楽しいです!

フィギュアスケートでも以下のように、主観でしか判断できないような、
少なくとも見ている人にとっては良く分からない採点項目が並びます。

・ 技の出来栄え評価(GOE)
・ 実行力/遂行力
・ 振り付け
・ 曲の解釈
(Wikipedia 『 フィギュアスケートの採点法』より)

フリーは確かに浅田真央選手の若干のミスもあり、
キムヨナ選手の正確無比な演技は称賛せざるを得ませんが、
少なくともSPでは浅田選手の方がクオリティは高かったと思うし、
実際、演技終了後の観客の声援も浅田真央選手に対する方が大きかったです。

どうして4回転を飛ぶ選手よりリスクを避けて飛ばない選手が勝ってしまうのか。
どうして世界で初めてトリプルアクセルを3回も成功させた選手が大差で負けてしまうのか。

もしこのフィギュアスケートという種目が
スポーツではなく芸術というなら話は分かりやすいです。
そうであればジャンプがすごいことよりも
華やさや表現力の豊かさが重要になるはずだからです。
しかしオリンピックの種目には「アイスダンス」があります。

果たしてフィギュアスケートというのは本当にスポーツなのでしょうか。
それともそうではないのでしょうか。

今回の議論をきっかけに、
少しでもその方向性をきちんと定め、
ルール改正などの対応をとってもらいたいと個人的には感じました。






どうぶつしょうぎ

2010-01-18 21:00:36 | ニュース

今子ども達の間で「 どうぶつしょうぎ 」なるものが流行っているようです。
ゲーム内容としては将棋の簡易版といった感じで、
4×3のマスにお互い駒を4枚ずつ置いて戦います。

深澤裕から始まるビジネス革命-どうぶつしょうぎ

ひよこ: 前に1マス進める。(一番奥まで行くと「にわとり」になれる)
ぞう: 斜め方向に1マス進める。
きりん: 縦方向、横方向に1マス進める。
らいおん: 全ての方向に1マス進める。

勝利条件: らいおんが相手に取られるか、らいおんが一番奥まで到達すること。

詳しいルールなどについては以下をご参照ください。
http://www.joshi-shogi.com/1day/2009/04/rules.html

早速友達と対戦してみましたが、
思った以上に奥が深いです!!
盤麺が狭い中で戦うので相手と全く同じ形になることが何度も…
それを避けようと無理して自滅…したり(笑)

こういうところから【考える】ことの面白さを伝えていくって
今の教育を考える上でも非常に示唆に富むのではないでしょうか。

私が小さい頃も、将棋はもちろん、百人一首や麻雀やトランプなど
色々なゲームをやっていましたし、
かつやっているとすぐ飽きるので
独自のローカルルールを足したりして
いつまでも飽きない工夫を自然にしていたような覚えがあります。


ちなみに東京大学の方が既に全通りの手を
コンピューターを使って解き明かしてしまっていたりもします!
http://media.itc.u-tokyo.ac.jp/ktanaka/dobutsushogi/animal-private.pdf