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梅花に浮かぶ古都の三重塔・・・福岡県みやこ町豊前国分寺

2024年03月12日 10時28分05秒 | 生活




豊前国分寺の歴史

奈良時代、聖武天皇の勅願により全国の建てられた国立寺院で、九州東北部の文化の中心でした。
戦国時代の兵火で焼失たものの江戸時代の元禄年間にほぼ復興したそうです。

豊前国分寺は平安時代、鎌倉・室町時代もかわらず法灯をともし続けていましたが、
戦国時代に入り戦国大名大友氏の戦火にあい、主要建物は全て焼失したと伝えられています。

 その後、いち早く同地に草庵が建てられ、本尊薬師如来が造仏安置され、
本格的な再建は、江戸時代以降歴代住職の努力によって進みました。

 現在敷地に残る鐘楼門は貞享元年(1684年)に建立されたものです。


三重塔は明治29年に建立されたもので、塔の高さは23.5m、九州に3箇所しかないそうです。
心柱は全長23m・根元60cm角の杉材の一本物です。



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本文の説明図

 


豊前国府政庁後

周囲は、芝生と梅花で鮮やかな庭園になっています。





東屋
三重塔と梅花をゆっくり楽しめます。


三重塔
梅花を通して見る三重塔は素敵でした。




総門
参道の先に見えるのは、鐘楼門です。


空海和尚像


鐘楼門



参道から見た三重塔
石橋とのコラボが素敵でした。




凛とした佇まいを残す広い芝生の上に咲く梅花と
梅花に浮かぶように見える古都の三重塔は別世界に入った心持ちになりました。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます♪ (ベル)
2024-03-12 11:15:50
ここのお寺は、珍しい鐘楼山門なのですね(^^)
此方にはお遍路の為のお寺が、いっぱい有りますが、
二階に、鐘つき堂の有る山門は、見た記憶が有りません(^^ゞ
山門が鐘つき堂になってる、鐘楼門は有りますけどね(*^^*)
赤い三重塔もいいですね、瑠璃光寺を思い出しました(^^)
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ベルさんへ (筑前の国良裕)
2024-03-12 22:02:30
寺社についてよく御存jなのですね、鐘楼門、鐘楼山門のこととか本当はよくわかっていません。名称をしらべるのに結構苦労しています。
三重塔は珍しいですね。
ここは、創建時には七重塔が三重塔の鐘楼門を挟んで東側にあったそうですがあれば現在跡形もなくわかりません、ミステリーです。
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おはようございます (ma_kun)
2024-03-13 10:49:19
梅は「ウメノキゴケ」が着生した
古木ばかりのようですね。
鐘楼門というのも初めて見たきがします。
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ma_kunさんへ (筑前の国良裕)
2024-03-14 00:29:06
「ウメノキゴケ」というのですか、古都の雰囲気を一層醸し出していましたよ。
鐘楼門は珍しいようですね、何度も見ているのであまり気にしていませんでした。
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おはようございます~ (蓮の花)
2024-03-14 10:59:34
三重塔と梅とのコラボは素敵ですね。
豊前に行くには筑後地方からは遠く
感じます。

こちらは曇り空ですが、少し肌寒いです。
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蓮の花さんへ (筑前の国良裕)
2024-03-15 00:35:12
古都の三重塔と梅花のコラボはそこに立って見ると一層雰囲気を強く感じられます。
筑後から豊前までは遠すぎます、北九州からもだんだん遠く感じだしています。

今日はこちらは風がなく16℃の良い天気で気持ちの良い日を過ごしましたよ。
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