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color of SOUL 魂
  はアートで揺れるのか?

「ひろしま/ヨコスカ」石内都展

2008-11-16 23:32:13 | Weblog
石内都さんの作品です。



2006年、恵比寿で時間が空き、写真が好きな私は、一人でふらっと美術館に行った。東京都写真美術館。

もちろん、石内都さんの名前は、耳にしていたし。

気にはなっていました。


「 Mothers」のポスターも前々から気にはなっていた。

そして、館内に。

昔の使いかけの口紅。

そして、母も着ていた懐かしいスリップや下着。

その日は、たまたま人が少なくて広い会場に、私が一人になれる時間があった。

彼女がいかに母を愛し、いとおしいかを、写真から感じた。

そして、深い悲しみも。

私は、会場の真ん中の、ソファーに腰を掛けて動けず10分涙した。


それは、理屈などでなく、彼女のお母様に対する愛や愛おしさ、悲しさを、


写真から、伝わりすぎて。心が痛かった。

そして、昨日偶然に、いや必然に。

目黒近辺を仕事のため歩いていたら。

気になるポスターを発見!

「ひろしま/ヨコスカ」(石内都展)
2008年 11月15日~2009年01月11日

ぶっ飛びそうでした。

仕事を終え目黒区美術館へ。

何故か、心臓がドキドキ。

まず、第一部「風景、ヨコスカ」に始まり、第2部「「時の身体/身体の時」
第三部:不在の肉体・「ひろしま」。

「ヨコスカ」では、昭和初期のかおりのするアパートや、色々な片隅の写真が、

映画のワンシーンのようである。

「ひろしま」は、今着てもおかしくないような、鮮やかなワンピースやスカート。

素材はとても上質で、オーダーメイドか、手作りのような洋服が焼け焦げている。

なんと複雑…。

「私の魂は震えた。」

2階の「ひろしま」を見ていたら、すーと女性が私の前を通り過ぎて1階の階段を降りていった。

直観で、石内都さんだと思った。

そして、私も見終え1階の写真集を見ていたら、その女性が奥にいた。

私は、その写真集を買いその女性に近ずいた。

私『石内都さんですか?』

石内さん『はい。』

私『東京都美術館で見せて頂いてからファンになりました。』
『サインを頂けますか?』

石内さん『いいですよ。』と気持ちよく書いてくださり。

『この、ひろしまは、東京都美術館の時に始まったの。』とおっしゃていた。

チキン肌です。

かなり、リスペクトです。

もう一度見に行く予定です。


ユングの話は明日でいいですか?


私恋する乙女状態です。

やはり、逢いたい人に会える^^。


次は、神様、ザ・クロマニヨンズのヒロトとマーシーに会わせて下さい。




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