日本ダービー結果

１着　マカヒキ（川田）
２着　サトノダイヤモンド（ルメール）
３着　ディーマジェスティ（蛯名）
４着　エアスピネル（武豊）
５着　リオンディーズ（デムーロ）

長い写真判定の末、ハナ差で制したのはマカヒキでした。掲示板に１，２着が上がった時の川田の表情がとても印象的だった。緊張の糸が切れたような。思わずもらい泣きしそうになったよ。おめでとうございます。UMAJOの王子様がダービージョッキーにねえ(笑)
ちなみに、レース前に、岡部さんが「ダービージョッキーになったら騎手人生が変わる」と言ったのに対し、アンカツは（期待を裏切らず？）「変わらないです」というさすがのコメントをしていた(笑)（ダービーだからどうというわけではなくＧ１すべてがすごいレースだと考えてるからなんだよね）
マカヒキは道中いつもより前目の内でじっとできたのも皐月賞で負けたことでできた作戦だったと思う。直線の追い出しを待たされたのも結果的によかった。
というか、何がスゴイって、やっぱり金子オーナーでしょうね（ハナ差で勝つのも引きの強さ）。ダービー３勝て（今年の４頭出しもかなりスゴイこと）。ダービーは“運の強い馬が勝つ”を久々に思い出した

サトノダイヤモンドは直線外に膨れたこと、左後肢が落鉄していたことから着差を考えれば・・・と思わずにはいられないけれども。。この世代で一番強いのってこの馬なんじゃ？（今まであまり評価してなくてごめんなさい）　　ここに標準を合わせて仕上げてきた陣営もすばらしい。

スタート後、内に向かうマカヒキに対し、ディーマジェスティは徐々に外へ向かっていった。１枠１番を引き当てたことで包まれることを嫌ったんだろう。出たなりの位置だったらマカヒキより前で競馬できたと思うけど、この枠順と１番人気では仕方ない。ダービーでは１枠がよく来るけれども、結局内でじっとできるからなんだよね。今年も蛯名コールならず。
（先日の『サンデーモーニング』でご意見番が「蛯名騎手は牝馬が得意」とおっしゃっていたけど、そんなの聞いたことない）

エアスピネルは一瞬来たと思ったよね　　武が完璧に乗って勝てないというのも母親ゆずりなんだな(笑)　器用さを生かせるレースならおもしろいと思うんだけど。　

リオンディーズは上位入選馬の中では一番後ろの位置取り。４角は最後方だった。レースは中だるみになっていたので当然前が止まらず最速上がりでも届かなかった。
というか、この馬は位置取り云々ではなく気性の問題。ダービーまでの過程において最大の誤算は皐月賞でハイペースで逃げるレースをしてしまったことだと思う（ドゥラメンテとはここが大きく違う）。秋に備えて出直しだね。

上位５頭は皐月賞と着順が入れ替わっただけなので、この馬たちが抜けていたということなんだろうね。
しかも、条件が変われば結果も変わりそうなくらい実力が拮抗してる。希望としては菊花賞でまた見てみたいけども、すでにマカヒキは別路線とか。
生まれた世代が悪かったと言えばそのとおりだけど、強い世代に生まれたらライバルとしのぎを削ってもっと強くなれるのでそう悪くもないと思う（ディープはそこが気の毒だった）。
どの馬も順調に夏を越してほしいですね。
　
おまけ、、、auの浦ちゃんが国歌独唱して、かぐちゃんがプレゼンターしてた(笑)