無線狂いの独り言

無線機を壊したり作ったり修理したりして余生を楽しんでいます。耳が難聴になっていまこの楽しみが唯一です。

5球スーパー製作 其の二

2014-05-29 22:05:18 | 電子工作
自作のOSCコイルです。壊れたコイルも一緒に並べています。

完成です。

その前に。
端子の六つあるIFTを前段に使いました。回路例をみると帯域切り替えを前段でやっているのが多かったからです。しかしその機能は今回は使いません。もう一方のIFTには2ndという記号が見えるので後段と決めました。



組立完了して最初スイッチを入れると音が出ませんでした。ボリュームを一杯回してバリコンを回してみると発振しているようです。原因は推定出来ました。変換管と中間周波管のSGに繋がっているパスコンの不良(容量抜け)でした。これには唯一古いチューブラー・コンデンサー(ペーパーコンデンサー)を使ったのですがこれが失敗の元でした。
これを交換すると一応受信出来ます。IFTの調整は少しずれているようなので回してみましたが錆びついているのか堅いので途中で止めています。これでも完全に鳴っています。

今後は、ダイヤル機構をどうするか、短波が聞けるようにする、を考えます。

5球スーパー製作 其の一

2014-05-20 10:39:16 | 電子工作
暇を持て余してまた真空管ラジオを作り始めました。
穴なしシャーシーを以前買っておきました。シャシー・パンチとハンドニブラーで穴開けしましたがキズだらけにしてしまいました。シャシー・パンチは相当古くて切れが悪いです。ニブラーもキズ跡を残してカッコ悪いです。



部品を取り付けました。電源トランスはオークションで入手。ヒューズ・ホルダーが付いているので人気なかったのか、応札者がなくて値段は高かったのですが落札しました。5球スーパーにはやや容量不足かな、6ZP1クラスならOKかも。
IFTもヤフオクで入手。ひとつのIFTが少し変わっていて端子が6個あり、人気なかったのか応札者なく当方か落札しました。こちらは割得だと思います。現品が到着して、アリャと思いました。どちらが前端用か後段用かわかりません。そして、六つの端子の符号が1,2,3---6でP,B,G,Fではありません。IFTのメーナー名がゼネラルなので回路例をインターネットで探してみました。IFTの帯域切り替え用らしいことがわかりました。接続方法はIFTを分解してコイルの接続位置からPBGFを推定しました。
バリコンもヤフオクで入手です。トリマーなしで不人気か割安だと思いました。トリマーはサービスのつもりだったのでしょうか、ゴミ減らしか。バリコンの取付脚は手持ち部品活用です。、
この写真ではコイルを取り付けていませんが、手持ちのTRIOの局発コイルを不注意から壊したので自作のコイルを付ける予定です。
S付500K VRがまだないので古い回転式のSWを付けています。


高1ラジオの製作

2014-05-07 19:56:40 | 電子工作
むかしを思い出し、真空管を使ったストレート・ラジオを組立ててみました。
ほとんど昔の部品を活用です。
実は高1のストレートは作ったことはなく初めてなんです。並三と並四は作りましたが。

しかし、鳴りませんでした。
再生がバリコンの抜けたところでしか掛りません。そして何も受信出来ません。


シャーシー内部の模様です。恥ずかしい雑な工作です。RFコイルはシヤシー下に配置しました。古い部品を使っているのが解ると思います。再生は豆コンではなくSG電圧をコントロールする方式です。
コイルは自作です。実はコイルの原理を全く知りません。受信不能の原因はコイルの巻き方向や接続の間違いかも知れません。

視力の低下で、細いエナメル線を巻くのも大変な作業になりました。作業時間はタップリあるので根気よく巻きました。
コイルの接続を変えてみましたが改善しません。
再度コイルを巻きました。
結果オーライ。音声は大きくありませんが、周波数の下の方も上の端の方の民放も聞こえます。
結局何が悪かったのか解りません。RF部のコイルの一次側インダクタンスは6mH位(前のは4mH位)あります。
真空管は6BA6 6AU6 6AR5 5MK9 です。