評論家ではなく(つまりは誰かの話ではなく)自分の気持ちを素直に伝えることがどんなに大切かということを(逆説的に)教わった…そんな12月のいじめ緊急企画でのやりとり(しつこくてすみません)でしたが、それじゃあ自分は自分の気持ちを素直に伝えているのかなあ~なんて反省していたんです。
そんなとき手にした「アドラー博士の子育て5原則」(星一郎)という本の中に、なるほどなあという話がありましたので紹介します。
「‥「Iメッセージ」とは「私はあなたにもう少し勉強してほしい」など、「私はこう思う」という言い方のことです。それに対して「あなたは全然勉強をしないから成績が上がらないのよ」という言い方を、「YOU(ユー=あなた)メッセージ」と言って、アドラー心理学では、避けるべき伝え方としているのです。なぜ、この言い方を避けるべきとしているかといえば、子どもに反論の余地を与えない言い方になってしまうからです。‥」
子育てについても…「自分がやりたいことをやっていいんだよ」などの一見もの分かりのいい言い方ではなく、「どんな人間になって欲しいか」を明確に伝えるべきだとも言っています。
子育てをするのは評論家ではなく…向かい合い抱き合い一緒に泣き笑いする現実の親だから…本音を伝えながらも理想を語り続けなければ…確かにそう思うんです。
[do平塚]