宮古島の要塞化に反対する会

沖縄戦を繰り返すな!宮古島をはじめとする、琉球弧の軍事要塞化、自衛隊配備に反対します。

宮古島に行ってきました

2022-12-12 19:30:23 | 行動報告

 12月10、11、12日に宮古島に行ってきました。
 ⒑日は、宮古島市未来創造センターホールで、伊勢崎賢治さんの講演集会です。

 右が伊勢崎さん。ウクライナでの戦争やアフガニスタンでの戦争は、代理戦争であること。NATOの東方進出やアフガニスタンでの武装解除について話をされた後、温暖化で北極海の氷が解けると、そこが航路として使え、重要性が増す…NATOとロシアは北極海を面して対峙していること、そうした中で、NATO内での「緩衝国家」であるノルウェーやアイスランドが戦争を避けるための立ち振る舞いや、米軍が駐留するための地位協定についての説明をなされました。変化しない地位協定などあり得ず、「自由なき駐留」が世界標準になっているそうです。また朝鮮戦争が今だ続いており、日本は朝鮮国連軍とも地位協定を結んでいることた、自衛隊が「後方支援」することは敵対行為であるなど、有意義な話をしていただきました。
 最後の方で、ノルウェーの田舎町、キルケネス市についてのお話しがありました。キルケネス市はロシアと陸続きで国境を接するボーダーランドであります。しかしそこには軍は配置されておらず、非武装地帯です。街には赤軍(l旧ソ連軍)を解放軍として称える像が立っています。

 宮古島も「緩衝国家」(伊勢崎さんは、日本は自分の意思がないので「緩衝材国家」であるとおっしゃいました)のボーダーランドだから、武装化して槍を向けることはすべきではないと主張されました。
 講演が終わってから、そのまま会場は「全国反戦平和交流会」となり、宮古島、石垣島の闘う仲間や議員をはじめ沖縄の辺野古・高江の人たち、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会の山城博治さんらがあいさつされました。 

 参加人数は200名余りだそうです。
 翌日は、ブルーインパルス展示飛行への抗議行動…まず宮古空港の駐車場に各々車を止め、北側の空き地に集合します。

 参議院議員の伊波洋一さん、高良鉄美さんもあいさつされました。

 昨日は沖縄の仲間たちがあいさつをしましたが、今日は北海道から九州まで、全国の仲間たちがあいさつをしてゆきます。合間合間でシュプレヒコールなどを上げました。

 ブルーインパルス6機は、すぐ近くに駐機しています。
 やがて11時を過ぎると、自衛隊員が出てきて展示飛行の準備を始めました。

 フェンスに近づいて、抗議の声を上げます。「宮古空港の軍事使用を許さないぞ!」「下地島空港の軍事使用を許さないぞ!」「屋良覚書を守れ!」「沖縄県管理の港湾・空港の軍事使用を許さないぞ!」
 11時半ごろ、轟音を立ててエンジンをふかし、6機のブルーインパルスは滑走路から飛び立って行きました。

 滑走路横での抗議行動の後は、市役所に移動して、そこから市内に向けデモ行進を行いました。


 風が強く、雨が降ったりやんだりとのぼりや横断幕を持つのが大変でした。


 デモ行進(平和パレード)は続きます。


 旧宮古島市役所前までデモ行進、その後また集会です。デモ途中から参加された、赤嶺誠賢衆議院議員や、元参議院議員の糸数慶子さんもあいさつされました。


 また、滑走路横で紹介しきれなかった団体もつぎつぎに挨拶されました。


 集会・デモの参加者は130名だそうです。皆さま、おつかれさまでした。



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