オレには分からない世界。
想像すらもできない世界。
ただ、漠然とした「恐怖」を感じたりする。
凄く個人的で、かたよった気持ちで書くけど・・・
「NO WAR」
よく聞いたり目にしたりする言葉。
オレも立て看板を持って、何度も渋谷の街をデモ行進した事がある。
宮下公園で集会をして、それから繰り出すんやけど、
集会に参加する度にガッカリする。
・・・参加者の大半が「ノリ」で来てるのです・・・多分ね。。。
「意思」そのものは、みんな同じやと思うけど、
結局、どこか薄い・・・
「リアル」とか「真実味」がどこか欠けてる気がしました。
こうやって、批判めいた事を考えてると、
ふとある事に気が付きました。
上に書いた「参加者の姿勢」は「自分自身の気持ち」だった事です。
つまり、オレが持ってる「チープな正義感」を、
誰かのせいにしてた事に気が付きました。
そんな時、この1枚の写真に出会いました。
「少年と戦車」
何かを考える前に、涙が出て来ました。
石で応戦してる少年の背中には、計り知れない・・・
ゴメン、やっぱり想像すらできへんわ。。。
ぬくぬくと暮らしてるオレ。
欲しい物を欲しい時に手に入れられるオレ。
ささいな事で落ち込んだり、悩んだりするオレ。
ナイフで指をケガしたくらいで気になるオレ。
どうでもいい事でイライラしてるオレ。
こんなオレが、この少年の気持ちを、
理解しようとする事すら侮辱してる気がする。
ただ、そんな自分を卑下してるのではありません。
何故なら、オレが暮らしてる環境が、
「戦争を意識させない」もっと言えば「リアルがない」を定着させた、
平和な国「日本」だからです。
なのに何故、凹んでるのかというと、
辛いだろうな」「かわいそう」「戦争反対!!」を、
「チープな正義感」で口にしていたからです。
もっと言えば、自分自身の「薄さ」を感じました。
口にした時点で、上から下に見てる気がしたからです。
かといってシニカルな思いで傍観してるつもりもありません。
実弾が飛び交う毎日。
愛する人や家族を失う毎日。
とにかく我慢をしいたげられる毎日。
そんなのを「大変ですね」などとスルーする事はできません。
かといって、これと言った「答え」も見つかりません。。。
支離滅裂やわなぁ・・・ゴメン。。。
マシンガンをぶっ放す兵隊に、愛する人や家族はいます。
マシンガンをぶっ放される人にも、愛する人や家族はいます。
オレには宗教や思想の事は全く分かりません。
それぞれの守るモノや、プライドがあるかもしれません。
でも、そんな事の前に、今一度、見て欲しい現実があります。
右の頬をぶたれたから、相手の頬をぶち返してしまうのです。
大切な人を奪われたから、奪い返してるのです。
正義も悪も、見方も敵も・・・。
ヒューマニズムを無視し、土足で引っ掻き回す某大国。
その某大国は10年内に1回くらい戦争をしないと維持していけません。
昔は10年に1回でよかった。
それが、最近は5年に1回ぐらいになってきている。
戦争をして国内経済を刺激し、たまった不良在庫を一掃
(軍事兵器だけでなく各種の民生品も)しないと、
うっ血状態になって、経済が停滞する、不景気(不況)になる。
それを回避するために、どうしても戦争で経済を刺激する必要がある。
戦争経済(war economy ウォー・エコノミー)とか
戦争刺激経済(ウォー・ブースト・エコノミー)と言うのです。
某大国は戦争しないとやっていけないのです。
そして、生まれた結果がこの写真です・・・。
シンプルな思いで言うなら、
戦争は大嫌いやし、大反対です!!!
戦争について、もっとしる必用があります。
もっと勉強する必用があります。
そしてやるべき事を見極めようと思います。
その時は、自信を持って叫びます。
「NO WAR」って!!!