橋本ゴリラ ひよこ日記

いつも ピーピー鳴いたります。

9月25日

2007年09月25日 01時32分30秒 | Weblog
オレには分からない世界。
想像すらもできない世界。
ただ、漠然とした「恐怖」を感じたりする。

凄く個人的で、かたよった気持ちで書くけど・・・

「NO WAR」

よく聞いたり目にしたりする言葉。
オレも立て看板を持って、何度も渋谷の街をデモ行進した事がある。

宮下公園で集会をして、それから繰り出すんやけど、
集会に参加する度にガッカリする。
・・・参加者の大半が「ノリ」で来てるのです・・・多分ね。。。

「意思」そのものは、みんな同じやと思うけど、
結局、どこか薄い・・・
「リアル」とか「真実味」がどこか欠けてる気がしました。

こうやって、批判めいた事を考えてると、
ふとある事に気が付きました。

上に書いた「参加者の姿勢」は「自分自身の気持ち」だった事です。
つまり、オレが持ってる「チープな正義感」を、
誰かのせいにしてた事に気が付きました。
そんな時、この1枚の写真に出会いました。

「少年と戦車」

何かを考える前に、涙が出て来ました。
石で応戦してる少年の背中には、計り知れない・・・
ゴメン、やっぱり想像すらできへんわ。。。

ぬくぬくと暮らしてるオレ。
欲しい物を欲しい時に手に入れられるオレ。
ささいな事で落ち込んだり、悩んだりするオレ。
ナイフで指をケガしたくらいで気になるオレ。
どうでもいい事でイライラしてるオレ。

こんなオレが、この少年の気持ちを、
理解しようとする事すら侮辱してる気がする。

ただ、そんな自分を卑下してるのではありません。
何故なら、オレが暮らしてる環境が、
「戦争を意識させない」もっと言えば「リアルがない」を定着させた、
平和な国「日本」だからです。

なのに何故、凹んでるのかというと、
辛いだろうな」「かわいそう」「戦争反対!!」を、
「チープな正義感」で口にしていたからです。
もっと言えば、自分自身の「薄さ」を感じました。
口にした時点で、上から下に見てる気がしたからです。

かといってシニカルな思いで傍観してるつもりもありません。

実弾が飛び交う毎日。
愛する人や家族を失う毎日。
とにかく我慢をしいたげられる毎日。
そんなのを「大変ですね」などとスルーする事はできません。
かといって、これと言った「答え」も見つかりません。。。
支離滅裂やわなぁ・・・ゴメン。。。

マシンガンをぶっ放す兵隊に、愛する人や家族はいます。
マシンガンをぶっ放される人にも、愛する人や家族はいます。

オレには宗教や思想の事は全く分かりません。
それぞれの守るモノや、プライドがあるかもしれません。
でも、そんな事の前に、今一度、見て欲しい現実があります。

右の頬をぶたれたから、相手の頬をぶち返してしまうのです。
大切な人を奪われたから、奪い返してるのです。
正義も悪も、見方も敵も・・・。


ヒューマニズムを無視し、土足で引っ掻き回す某大国。
その某大国は10年内に1回くらい戦争をしないと維持していけません。
昔は10年に1回でよかった。
それが、最近は5年に1回ぐらいになってきている。
戦争をして国内経済を刺激し、たまった不良在庫を一掃
(軍事兵器だけでなく各種の民生品も)しないと、
うっ血状態になって、経済が停滞する、不景気(不況)になる。
それを回避するために、どうしても戦争で経済を刺激する必要がある。
戦争経済(war economy ウォー・エコノミー)とか
戦争刺激経済(ウォー・ブースト・エコノミー)と言うのです。
某大国は戦争しないとやっていけないのです。

そして、生まれた結果がこの写真です・・・。


シンプルな思いで言うなら、
戦争は大嫌いやし、大反対です!!!

戦争について、もっとしる必用があります。
もっと勉強する必用があります。
そしてやるべき事を見極めようと思います。
その時は、自信を持って叫びます。

「NO WAR」って!!!

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