みんなも知ってるやろうと思うし、
一度はお世話になったはず・・・。
パンの「ヤマザキ」の看板商品とも言えるこの商品。
その名は「ナイススティック」。
そのネーミングにも、そしてその味にも、
親近感を覚えるコイツは、
オレが小学生の頃から、いつも傍にいてくれた。
当時は80円くらいで販売されてて、
値段までも愛されるべきこいつ。
そこまで愛され続けたのに・・・
いや、愛し続けてきたのに・・・
先日、夜中にどうしても食いたくなり
近くのコンビに走った。
レジに、100円を突き出し
そのナイスな「ナイススティック」を持ち帰ろうとしたら、
なんと値段だけが130円に変身してた。
愛するって切ないね。
揺り返しが大きいし、裏切られた時の反動は、
この世の終わりと勘違いさえしてしまう。
右手に100円を握りしめ、
この極寒の夜を力水し、コンビニと言う無人島にたどり着いたのに、
たった30円足りないだけで、完全な空振り三振。
ただ下を向いて帰りました。
でもオレ、もう恋なんてしないなんて、言わないよ、絶対!!