基本的に、〇〇をリリースしてから今年で〇〇周年!みたいな振り返りは、あまり興味がないんですが、
作品リリースと言うよりは、人生の1つの節目の出来事…みたいな感覚で書いてみました。
THE POWERNUDE時代に経験させて貰ったメジャーでの作品リリース。
その第1弾“ROCK'N'ROLL RIDE”がリリースされてから、早いもんで20年が経ちました。
漠然としたモノではありますが、プロドラマーを志した時からの夢であり目標でもあったのが、
自分がメンバーとして在籍するオリジナルバンドで、メジャーから作品をリリースするというコト。
今は、レコード会社の存続自体も大変な時代という中で、昔ほどはメジャーとインディの垣根みたいなものや、
それに対する価値観そのものも変わってきたのかなと感じます。
ただ、自分らのようなジャパメタ全盛の時代をリアルタイムで体感してきた世代のバンドマンにとっては、
大きな目標であり、憧れであったのは間違いないかなと。
1999年に啓祐と宇紀がバンドを抜けて、新体制になった時は、正直バンドのパワーと言うか、
彼らが在籍していた頃のギラギラ感と言うか…全体的にスケールダウンした感覚がありました。
で、どうやったら、このメンバーでバンドを盛り返して行けるのか!?と。
その1つの方向として、もの凄い数のライヴをやりました。
やはり、ライヴでバンドを強くするしかない!と。
今でも覚えているのが、新体制になった最初の夏の(自宅の)光熱費が、ほぼ基本料金だったコト。
ツアーに明け暮れて、ホントに家にいる日が少なかったんですよね。
運動部の合宿のようなツアーで、しかも長かったですから、生活も大変でしたが、
徐々にバンドのパワーも上昇していく手応えは感じていました。
そんな中で、ようやくこのメジャー契約の話しがきまして、それは素直に嬉しかったですよね。
高校時代からコアなANTHEMファンだった自分が、森川さんと同じバンドでプレイするチャンスに拘って、
一般公募のオーディションから食らいついてポジションを勝ち取った…
そんな経緯があってのTHE POWERNUDEでしたから。
そこでメジャーリリースという目標を形に出来るなんて(ドラマーを志した)駆け出しの頃なんかは、とてもイメージ出来なかったです。
確か、渋谷のHMVだったと思いますが、特に力を入れてくれてまして…。
CDが店頭に平積みにされて、店長さんのコメントなんかも添えて大々的に展開してくれているのを、
リリース日にたまらず見に行っちゃいました(笑)。
メジャーリリースによって、生活も変わったかと言うと、それはなかったですが(笑)、
何より“夢を形にしたんだ!”という価値と達成感ですよね。
それは、何ものにも代え難いですから。
ただ、ドラマーとしては、これをきっかけにした繋がりで、ドラムの仕事を頂けるようになって、
プロとしてのキャリアを積めたので、その部分では大きく環境が変わって、
やはり人生の中でも大きな転機だったと思います。
いつも自分の中で大切にしているのが、“今が最高だと思えるコト”なんですよね。
昔を振り返って、“あ~、あの頃は良かったなぁ”みたいなのは、自分の中には一切なくて、
もし今が最高だなと思えないバンドなら、辞めちゃいますね。
バンドや音楽の良し悪しの話しではなく。
もちろん、昔の方が今を上回っている部分というのもあります。
なので、それに対しては(そこを)超えていこう!というトコですよね。
そういう意味では、今が最高だなと思える音楽を一緒に作り上げていけるLINXのメンバーには、ホント感謝です。
この2002年当時に、まさか20年後も現役で続けられているなんて、ちょっと想像出来なかったですからね。
そして、専らあの分厚い壁をなかなか越えられず奮闘している行政書士試験。
これだけ落ちてもトライ出来るメンタルを維持出来ているのは、
“これまでも夢や目標を形にしてきたじゃん!”という自信が、大きなパワーの源になっているのかなと思います。
■Download / Stream
■LINX-One Last Chance [Official Live Music Video 4K]
※公開から3ヶ月、60,000回を突破しました。
色々な繋がりあってLINXさんの現メンバー、またそれに伴う同級生との出逢い…人生って不思議ですね😄
人と人はやはり偶然ではなく必然の縁があるのだろうなぁと。
20年後の今、メンバーの1人でなく御自身のバンドとしての現役ドラマーは、“今を最高に今が最高”の継続した形なのですね✊
バンドで得た根拠ある自信があるから必ず行政書士も大丈夫ですね🥰🍀
あたたかいコメント感謝です(涙)!!
そうですね、ホントにそう思います。
人との繋がりは、人生の宝ですよね。