BMWザウバーF1チームは、4月28日、ニュルブルクリンク北コース(旧コース)でN・ハイドフェルドのドライブによって今シーズン用のF1マシン“F1.07”を走らせると発表しました。
これはBMWのイベント「BMWアクションデー」の一環として行なわれるもので、世界一過酷と言われる1周約25キロの伝説のサーキットをF1が走るのは、実に31年ぶりとなります。
北コースでは、1951年からF1GPを開催。
しかし、1976年のドイツGPで当時フェラーリのN・ラウダが、大ヤケドを負うクラッシュを起こしたのを契機に、中止に追い込まれました。
(現在F1GPが開催されているコースは、北コースに隣接する南コースです。)
ニュルブルクリンク 北コース(旧コース)
豊かな森の中にある古城ニュルブルク城を囲む北コースは、高低差300メートルで坂の連続、コーナーの数は超高速から超低速まで172。
そのうちカルッセルと呼ばれるコンクリート舗装のバンクがついたカーブが2ヶ所あります。
多くのコーナーは、ブラインドコーナーとなっていて、コーナーの先がどのくらい回り込んでいるか見えない。
それでいて、コース全体の平均スピードが高く、バンピーでツイスティー、つまり路面は埃っぽく滑る上、凸凹している。
それだけでも危険なのに、コース幅は一般のサーキットより狭く、エスケープゾーンも殆ど無いにも等しいくらい狭い。
まさに舗装された山道をものすごい速さで走る感じである。
また、一番長い直線は約2100メートルあり(途中ゆるいカーブがある)、富士スピードウェイよりも長い。
そこではレーシングカーなどでは最高時速300kmを超えます。
以上の事から、車の各パーツ等に負担が大きく、何よりドライバーに多大な負担がかかり、狭く荒れた道を高速で長時間車を走らせるには、相当の腕前と勇気、経験、集中力さらには体力も必要となってくる。
まず、コースを覚える事自体大変である。
またその過酷さから、車両の総合的な性能が求められ、走行する車両のボディーが良くないと良いタイムが出ない事から、スポーツカー等自動車開発時にテストサーキットとしてよく利用されている。
日本車では、ホンダ・NSX、日産・スカイラインGT-R、スバル・インプレッサWRX、三菱・ランサーエボリューションなどの開発テストコースに用いられたことで知られています。
世界の自動車メーカーのほとんどがここでテスト走行を行ったことがあり、ここでロードカーのテスト走行を行っていないのはフェラーリだけです。
(北コースでテスト走行を行っている次期GT-R)
(ニュルブルクリンク24時間レースを走るGT-R)
北コースは法的には一般有料道路に位置づけられており、貸し切り日以外は一般の人も料金を支払えば自分の愛車でサーキットを走行することが可能です。
コースのアスファルト上に、テストを行ったメーカーやドライバーなどがチョークで書いた、自動車会社のエンブレムなどの落書きがいたる所に見られます。
これもニュルブルクリンク北コースの独特な風景です。
余談ですが、北コースで起きた事故に関しては自動車保険が適用されません。
(一部、インターネット辞書参照)
このニュルブルクリンク北コース、家庭用ゲームで手軽に走る事が出来ます。
私の場合、PS2の『グランツーリスモ4』で走りました。
大パワーのレースカーで走ると、TVゲームでありながら恐怖を覚える時がありました。
そこを現代のF1が走ると思うと・・・・・
ちなみに、グランツーリスモ4収録のオリジナル・フォーミュラーカーで走ったら、私は数百メートルしかコース上に留まる事が出来ませんでした。
北コースを気持ち良く走ろうと思ったら、300馬力程度のライトチューンのホンダS2000くらいが一番良いかも???
北コースを市販車でラップ8分を切ると激速の部類に入ります。
レースカーで7分前後。
レースカーのコースレコードが、ポルシェ956の6分11秒13。
現代F1が、一体どれくらいのラップを刻むのか楽しみです。
って言うか、そこまで攻めて走るのか???
31年ぶりの北コースのF1走行は、興味は尽きませんね。
難しい...。
相当の集中力がいる(笑
ここを攻略するのは楽しいです。
毎回、毎ラップ、新しい発見があります。
ちょっと出力アップして、足回りを固めたチューニングカーがお勧めです。
例えば、ニスモのZとか、アミューズのS2000etc
ニスモZだと、7分30秒辺りでラップ出来ると思う。
アミューズS2000だと、8分位かな???
コースレイアウトは完全に覚えてないですが、画面の景色で、次はどんなコーナーか分かる位、走り込みました。
恐らく組長は、このコーナーは何速で・・・・って位、走り込んでる筈。【爆】