こんなのできた!<4>

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2020/02/23 女房殿には勝てない 勝手に短歌記念日9周年

2020-02-23 20:18:02 | Weblog

明日、2月24日は私の 勝手に短歌記念日
母の入院中にブログの下書きをしていると、なんとなく
5・7・5・7・7調になっていた。

それを新聞投稿したら入選となった。初投稿初入選だった。
最初に新聞掲載された日を私の短歌記念日とした。
2011/02/24 恥ずかしながら・・・ 短歌初入選

あれからもう9年が過ぎた。( ■ yosshy の短歌
今は半休止状態であるが、歌の良し悪しは別にしてこれまでの歌を振り返った。


          2012/02/19 NHK短歌
1年ほどしてNHK短歌入選でテレビデビューとなった。

ありがたいことに渡辺真知子さんの感想をいただいた
《寄り添ひて道端の落ち葉踏みしむる二人五脚の老老散歩》


このころから短歌作りが面白くなってきた。

母は97歳を全うした
《このままの病状続けと願ひしも一日二日と医師は告げたり》


退職時の気持ち
《職退きしその日に手帳の三十冊焼きて新たな一歩踏み出す》

や、在職中の失敗が夢に出てくる
《職退きて六年経るに昨日また夢に出で来つネジ締め忘れ》


退職後始めた野菜作り
《職退きて革靴ひとつあれば足りゴム長すでに五回買ひ替ふ》

と囲碁
《碁敵のよきに出会ひぬ春は筍夏は真桑に葡萄をもらふ》

と短歌
《十人のをみなに囲まるる短歌会おきな一人にまなざし優し》


気持ちはいつも青春時代

《還暦も耳順はず夢多き二十歳のころとなんら変はらず》

だが、現実は

《座蒲団の端につまずき情けなし自信も自負もありたる吾の》


日頃は健康に気をつけている
《パソコンをたたく指輪が光りたりせめて四キロ減らせと女医は》

が、突然の入院
《心臓の鼓動のごとき点滴をぼんやり見てゐる術後の夜明け》


いつもぼーっとしている女房殿
《さうだなあと頷くだけのこの人に話せば片づくわが悩みなど》

だが、勝てない
《四十年精一杯に働けど妻に及ばぬ米磨ぎ教はる》



   晴  曇


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