チロちゃん日記

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12人の優しい日本人 観ました(映画)

2009年12月14日 02時11分21秒 | ドラマ・映画・漫画・アニメ
ドラマにはまっている、というよりは、
三谷幸喜作品にはまっているのかもしれない。


「12人の優しい日本人」という映画を観てしまいました。
1991年のもので、18年も前!!

日本にもし陪審員制度があったら・・・
という題材で、面白おかしく作り上げられていました。

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陪審員って何だろう、陪審員制度って?
裁判員、裁判員制度とは違うのかしら?
と思って調べてみました。

【陪審員制度】
一般市民から選出された人たちが、
有罪か無罪かを決める制度です。
刑罰(懲役の量刑)は裁判官が決めます。
アメリカでの制度はこちらです。
国民から選ばれるのは12名、裁判官3名。

【裁判員制度】
有罪か無罪だけでなく、刑罰まで裁判員がプロの裁判官と協議して決めます。
これが今年から日本でも取り入れられた制度です。
国民から選ばれるのは6名、裁判官は3名。

ずっと陪審員=裁判員だと思っていたのですが、
違うのですねぇ


今までは、判決は裁判官のみが下していましたが、
中には、ちょっと待った!というような判決が下されるケースも少なくなく・・・
裁判官も忙しいので、たまに判断を誤ることもあるでしょう。

この制度は、国民の意見を取り入れることで、上記のようなケースを防ぎ、
より常識的で、国民が望む判決を下すことが出来るようになる、
らしいのですが・・・。(メリット)
重すぎます。やりたくないです
犯罪が重罪であればあるほど、国民のへの負担が大きくなります。
混乱も生まれて、非常識な判断をしてしまうかもしれない。
これでは裁判員制度の意味をなさないような・・・
(これがデメリット)

ああ、語りすぎてしまった


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【12人の優しい日本人】
日本人らしい日本人が12人集まっていて、
有罪か無罪かの意見が、なかなか決まらないお話。
全員一致になるまで、とことん議論が繰り広げられます。
人の意見にコロコロと流されてしまう人がいたり、
私生活に置き換えて感情的になって、議論がめちゃくちゃになり、
そこから喧嘩が始まったり。
推理ごっこのようになった結果、
最後はなんとか上手くまとまりました。

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正直、事件に関わった人でないと、真相は分かりません。
証拠が少ない場合、証言や人物像などで有罪か無罪かを決めるなんて、
難しすぎる・・・

とにかく、三谷幸喜らしい作品でした。
舞台を観ている様な感じ。
最初から最後まで同じ場所でずっと役者さんたちがドタバタしていました。
人間模様がよく描かれていて、
なに、この人!とイライラするシーンも沢山ありましたが、
よくこんな脚本が書けたものだと関心しました。
人間のことをよく知らないと書けないだろうなぁ、っと

個人的には、豊川悦司が一番良かったなあ。と。
最初から最後まで良かった。

また、あんなにもめてギスギスしていたのに、
判決が一致して、最後帰るところで、
みんなの表情がほころんだ所も良かったな、
と思いました。

以上感想でした
また夜遅くまで起きてしまった